一人暮らしのペットにおすすめ!もふもふ小動物チンチラの特徴と飼い方(飼育方法) (2/2)
丸みをおびた25cmくらいのボディに、ふさふさの長い尾がついています。
だいたい450g前後、メスのほうが少し大きめのものが多いようです。
非常に密度の高い、上質な毛皮に包まれています。
高度4千mの高山に住むために寒さには強く、比較的一年中、毛が生え変わっています。
ほとんど毛がないのは、耳の内側と手足の裏です。
目は丸くて少し飛び出しており、視野が広いです。
ウサギと同じく、目を動かせないので、大変可愛い表情になっています。
チンチラの歯は20本で、すべてが一生伸び続けます。
ですから、硬い牧草や、木、かじるための軽石等を与えてやらないといけません。
チンチラの前足、手の付け根には二つの突起があり、ここに物をはさんで、つかむことが出来ます。
そのためパンダのようにおすわりしたまま、えさを片手に持って食べる姿が愛らしいと人気があるのです。
なお、チンチラのオスはよくマスターベーションをしますが、自然な生理的行動ですので、心配要りません。
他のペットではあまり見る機会がないため驚く人が多いのですが、多くの哺乳類や鳥などでよく見られる行動です。
チンチラの毛色の基本色は、グレーです。
野生のチンチラと同じで、スタンダードグレーとも呼ばれます。
腹部は白っぽい色になっています。
多少の個体差で濃淡があるようです。
改良されて、色々な毛色のものがいます。
- 背中が真っ黒な「ブラックベルベット」
- お腹や手足も黒い「エボニー」
- 全身が真っ白い「ホワイト(目が赤い)」
- 白とシルバーの混ざった「パイド系」 など
茶色系では「シナモン」や「ベージュ」がおり、目色が明るい色のものが多いです。
新しい色では、黒が薄くなった感じの「バイオレット」や「ブルー」がいます。
ブラックベルベット
好みの毛色のものを飼育したいところですが、繁殖力の弱い生き物ですから、長い間待たないと手に入らないかもしれません。
小動物なのに、妊娠期間が約111日と非常に長く、生まれてくる子も2~3頭です。
見ていて飽きないしぐさを見せてくれるチンチラは、長生きをします。
砂浴びの砂や、毛、ふん、牧草を散らかしますが、毎日の掃除が苦にならない方には、最高のパートナーになることでしょう。
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犬のブリーダーをしています。動物に囲まれて生活していて毎日、多忙ですが、
色々な発見があり楽しいです。ペットに関してのご相談お受けいたします。
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