こんにちは、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光（たかくさぎ　はるみ）です。

芸能界では、20歳以上、40歳以上年の差がある「年の差婚」のご夫婦が多く見受けられます。
しかし、近年では芸能人だけではなく、一般の人でも一回り以上歳が離れている「年の差婚」をするカップルも増えています。

はっきり言って、10歳下でも20歳下でも、それほど「違和感がない」というのが現実です。

特に年上夫の立場からしてみると、妻に対して「年下なのにしっかりしている」という印象を持つ人が多いのですが、それゆえに、甘え過ぎてしまう夫が目立つことも。

それは、誰もがご存知のとおり、女性の精神年齢が、男性に比べてかなり高いためだと思われます。

男性が年上の「年の差婚」をする女性は、「包容力がある」「頼りがいがある」「経済的に余裕がある」など、「大人の男」である部分に憧れや好意を抱いて結婚する人が多いのではないでしょうか？

しかし、冒頭でもお話したように、女性の方が「精神年齢が高い」ということを忘れてはいけません。
「自分よりもだいぶ年上」という意識を強く持ち過ぎていると、「何でも出来る男性」と勝手に過剰な期待をしてしまいがちです。

結婚後にその期待が裏切られることで、「年上なのに、こんなことも出来ないの？」「こんなことも分からないの？」というように相手に対しての評価がかなり低くなってしまう恐れがあります。

歳がいくつ上の男性であろうとも、一人の「人」あって、出来ないことは出来ないし、甘えたい時もあるということを理解してあげてくださいね。

夫が年上の年の差婚に比べ、妻が年上の年の差婚で発生する問題の多くが「浮気問題」です。

この場合、夫が妻よりも10歳以上年下になりますので、妻としては気が気ではありません。

その他、世話の焼き過ぎや、子供扱いしてしまうこと等が原因で、夫婦関係を悪化させてしまうこともあります。

1. 知っていることや、行ったことがある場所などがあっても「知らないふり」をすることが時には必要
2. 何でもしてあげる「お母さん的存在」にならないようにする
3. 浮気の心配をして「束縛」や「監視」をし過ぎないようにする
4. 自分に自信が持てるよう努力する
5. 甘え上手になる
6. ギャップを楽しむ

30代、40代の女性が、一回り以上年下の20代の男性と「年の差婚」をするカップルも増えています。
男性が年下であることで、普段なら腹が立つことも「年下だから仕方ないか」と言い聞かせ、許せることも多くあると言います。

年の差婚にギャップは付きものです。
むしろ、そのギャップを楽しみながら過ごすことこそが、年の差婚の「醍醐味」でははないかと思うのです。