人間関係のストレスを少しでも減らす、3つの見直しポイント

人間関係のストレスを減らすなら「距離感・言い方・態度」はとても大切です。他人とうまく付き合うための基本ルールを紹介します。

執筆者: 田中よしこ 職業:カウンセラー/マインドコンサルタント
人間関係を円滑に運ぶ3つのコツ

こんにちは、カウンセラー・マインドコンサルタントの田中よしこです。


皆さんは、部下や近しい人に「もっと○○してくれたらいいのに」、「相手がもっと○○だったら」なんて思ったことはありませんか?


職場をはじめ、人間関係に不満や悩みを抱えている人は多いもの。
人と関わるのが社会ですから、当たり前のお悩みなのかもしれません。


今回は、人間関係を円滑に運ぶ基本をまとめてみました。

 

 

1.距離感を適度に保つ

お互いが快適な人間関係を築くのに欠かせないのは「距離感」です。

この「距離感」が、人によって「居心地のいい距離が違う」のが少々難しいトコロ。

 

接する“頻度”は個人によって異なる

距離というのは、話をする時などの近さなどの距離ではなく、接する“頻度”の距離感です。


例えば恋人同士でも毎日会いたいカップルもいれば、週に1度が程よい、メールも毎日たくさんでなく、一日一回で満足だというカップルやお友達関係もあるでしょう。

 

自分の常識は相手の非常識。相手に無理をさせていませんか?

自分がこう思うから、相手にこうして欲しい、こうするのは当たり前だと思って接すると、自分にはそんなつもりはなくても、相手に無理をさせてしまうことになります。


そして無理をさせられた相手は、だんだん離れたくなってしまう…「距離を近くしたいのに、相手から距離を取られてしまう」という悪循環を生んでしまいかねません。


これは職場でも同様に、頻繁に飲みに誘ったりなど、プライベートな時間のさじ加減は大切なポイントです。
人はそれぞれ程よい距離感というものが存在するということを、まず意識してみましょう。

 

2.言い方次第で人間関係は簡単に壊れる

こんな状況に心当たりがある人も多いのではないでしょうか?


あったこと自体は大したコトではなかったけど、「言い方に腹が立った」。
自分や相手の言い方で、ささいなことから大喧嘩になってしまった。

 

物の言い方で角が立つ

物の言い方は、円滑な人間関係には欠かせない大切な「スキル」です。

トラブルになった時も、言い方のスキルが高い人は、逆に人間関係を強固なものに変えてしまうほどの力を持っています。


トラブルになる、ならない以前の問題で“日々の言い方を大切にしておく”と、トラブルにはなりにくいと思われませんか?
毎日の接し方を大切にしていると、例え1度違う態度をとったとしても相手は「いつも丁寧な人なのに今日は何かあったのかな?」くらいに感じてくれます。

 

いつもの言葉に一言プラスしよう

言い方のコツは、「一言何かつけ加える」ということです。

 

  • 「おはようございます」→「○○さん、おはようございます」
  • 「部長(相手の役職)、おはようございます」
  • 「ありがとう」→「助かりました、ありがとう」
  • 「早い、さすがですね、ありがとう」など。

 

思ってもいないことを付け加える必要はありませんが、自分が感じたことをプラスして伝えると、喜ばれます。

そうすると、「またお手伝いしようかな」と思ってもらえたり、相手にやる気を与えるので、総じて自分のためにもなります。


家族や友人にも同様、何か家事をしてもらったり、手伝ってもらったことなどがあれば「すごく助かった」「○○ちゃんはホント気がきくよね」など一言伝えると、相手にも喜んでもらえます。

 

謝るときも一言プラスしよう

そして謝罪の時も同様です。

 

「すみません、ごめんなさい」以外にも、自分が感じた謝罪の言葉や、感謝の気持ち、改善するポイントなどを付け加えてみましょう。

 

3.「自分がされたらいやな態度」はしない

人間関係で悩んだとき、「こんなとき自分だったらどうして欲しいだろう?」と考えてみるとヒントが出てきます。

 

だいたいの人は、嫌そうな態度より「嬉しそうな態度・尊敬されている態度」をされると居心地いいと感じます。

笑顔だったり、目を見て話したり、何かをしながら“ついで”に聞いている風ではなく、少しでもいいから手を止めて相手の目を見て話したり。


相手に自分の話をちゃんと聞いてもらっている、自分のことを認めてもらえているという感覚を与えてくれます。

そういう意味で、会話中のスマホ弄りは、大体の人に悪い印象を与えてしまいます。


まずはこれらを「自分から」率先してすることが大切です。

 

どうしても仲良くできない人とは、最低限のマナーで接しよう

私たちは人間ですから、やっぱり「性格や考え方が合う、合わない」があるのは当然のことです。
どうしてもあの人とは仲良くできない、無理だと思う相手もいることでしょう。


しかし、そんな人にでも“最低限のマナー”を大切にすると、自分の人間性を格上げする良い訓練となります。

 

最低限のマナーとは

挨拶、これだけで大丈夫です。

 

  • おはようございます。
  • ありがとうございます。
  • すみませんでした。
  • お疲れさまでした。


この「4つの言葉だけは自分のために使うのだ!」と、ご自分のチャンレジとして使ってみてください。

人間関係を改善することは自分のメリットとなる

最後のポイントとして、これを「分け隔てなく、みんなにすること」これもとても大切なポイントです。

 

日々の自分の態度は廻りの人に見られています。
あの人には注意しない、自分だけには言われたなどケチをつけられるのも嫌ですよね。


これらのコツさえ抑えておけば、他でもない「自分」の快適な場所が増えていきます。
取り入れられるポイントから意識してみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
田中よしこ
性別:女性  |   現在地:広島  |   職業:カウンセラー/マインドコンサルタント

Smile labo Collet代表 田中よしこ

思考改善・自分確立メソッドカウンセラー
お金と仲良くなれる心理学
お金にモテるマインドコンサルタント 


幼少期の頃から30代までアダルトチルドレン・思考の偏り・感情のコントロール、
何をやってもうまく行かない人間関係に困り果て、振り回される。

自分を見つめることとは無縁であったが、自分と向き合い、解決方法を習得した後、幸せを感じながら穏やかに生きられる秘訣を見つけた30年の経験から
「自分が行きたくなるサロンを作りたい!」と一念発起。

20年の会社員生活にピリオドを打ち、心理学やコーチングのスキルや経験を積み、
2013年に気軽に通いやすく、明るく未来志向の自分になれる、
「心と笑顔が美人になるカウンセリング」のSmile Labo *Collet*をOPEN。

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~クライエントは九州~関西・関東まで~

現在広島を中心に対面セッションで活動するなか、中国地方だけでなく
関西や九州・関東・四国など遠方からのクライエントも多い。
月に一度東京・大阪でもセッションを開催中。

心の問題にマニュアルは効かない。
思うだけでなく、行動も変わらないと人生は変えられない。
「なりたい自分に必ずなれる」を理念に理想の自分へと行動を整えて行くメンタルケアを実施。
その方に必要な言葉を、しかるべきタイミングで伝え、行動を能動的に
『自分で変えて行けるご自分になる』ことを目的にセッションをしている。

コラムサイト「Latte」や「おしえてGoo」専門家での執筆活動や、企業研修・講演活動も行う。

2017年6月初本刊行Amazonにて発売中
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