ベビ待ち・プレマタニティ中、仕事は続ける?子供が欲しい女性向け「パラレルキャリア」のすすめ (2/2)

執筆者: 中村 あや 職業:妊活アドバイザー(不妊カウンセラー)

 

パラレルキャリアとは

パラレルキャリアとは、今の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを言います。

 

  • 企業での勤務を辞めても、同じキャリアを活かして仕事をしたい。
  • 好きなことを仕事にしていきたい。
  • 個人事業主として起業したい。
  • 週末プチ起業を考えたい。

 

こう言った方に、パラレルキャリアは1つの選択肢かもしれません。

 

自分の想いと力を確認する

パラレルキャリアでは、自分のキャリアやワークスタイルを模索している人にもチャンスが生まれます。

 

例えば、OLをして収入を得ながら、週末にボランティア活動をしてみたり、趣味でネットショップを開いたりする。

目的とらわれずに「想い」を大切にしながらチャレンジしてみる、といったようなことです。


その中で、自分の強みは何なのか、どの分野で力を発揮できるのかが見えてくるかもしれません。

 

キャリアのシフトチェンジ

30代半ばくらいの年齢になれば、ある程度、会社でのポジションも確立されているでしょう。

そのキャリアを無駄にするのは、もったいないですよね。

 

いきなりチェンジするのではなく、徐々にキャリアをシフトする。
こういった視点で考えてみるのがお勧めです。

 

周囲にも働きかける!
会社への、前例なき働きかけを

もし、今の職場でのポジションに満足しているのであれば、やれるだけのことをやってみましょう。

会社に対する「妊活の理解を仰ぐ」というアクションの前例がないのなら、前例を作る覚悟でカミングアウトしてみるのです。

 

そのためにも、普段から職場内でのコミュニケーションを円滑にしておくことも、賢い作戦かもしれません。

 

1人1人のアクションが必要

もちろん、現実はまだまだ厳しく、大変なこともあるでしょう。

しかし、保守的な価値観が根強くあるこの日本で、人々の価値観を変えていくためには、1人1人がアクションをとる必要があるのです。

 

自分らしい働き方をみつける

当事者団体、自治体なども様々な支援や取り組みをしています。

妊娠出産を望む女性のキャリアについて、企業内での制度や医療機関を含む周囲の理解やサポートが、今後より求められると思います。

 

女性ならではの臨機応変さを活かし、女性が「自分らしい働き方」を実現できる、ストレスのないワーキングスタイルをみつけていきましょう。

 

おわりに

妊活には周囲の理解やサポートが必要不可欠ですが、妊娠前からのワークライフについて、女性が早い段階から考える機会を作ることも大切でしょう。

 

多くの女性が、妊活とキャリアを両立できるよう願っています。

 
 コラムニスト情報
中村 あや
性別:女性  |   職業:妊活アドバイザー(不妊カウンセラー)

性の問題をポジティブに、男女で考えよう!
生殖医療について、日本ではまだまだハードルが高いイメージも多いかもしれません。
女性のライフプランニング、産める心と体づくり、夫婦生活や不妊治療についてわかりやすく伝えるコラムを書いていきます!

女のココロとカラダのセルフケア
Chaai-haat代表
http://www.chaai-haat.com

日本不妊カウンセリング学会会員
日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
タイ式ヨガ・ルーシーダットン講師
ベビーマッサージ講師
ブログ:http://ameblo.jp/chaai-haat/

 

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