一人暮らしのペットに大人気!ハムスターの種類・ケージでの飼育方法 (2/2)

執筆者: 堀内フローラ 職業:ブリーダー、ペットガイド

 

部屋で放す時に気を付けること

小さいので、姿勢を低くして目を離さないようにして下さい。

 

家具の隙間に入り込み、小さなゴミを食べてしまったりしますので、日頃から、危険な物が落ちていないかチェックしておきましょう。

特に、味や匂いの付いたお菓子の包み紙やビニール類、タバコの吸殻は要注意です。

 

また、何でもかじりますので、電気器具のコードは届かないようにしまうか、カバーで隠した方が安全です。

 

 

部屋で放せない時は…

部屋に放すことができない場合は、小さなサークルを設置して中に放したり、ハムスターが入って歩く市販の透明

ボールに入れてみるなど工夫してみて下さい。

 

ハムスター用のトンネルやハシゴなど、たくさんのグッズが売られていますよ。

 

部屋で見失ってしまった!

ハムスターは、犬のようにしつけができません。
大声で叱ると、驚いて逃げたり、家具の隙間にもぐったりしてしまうこともあります。

 

部屋で見失ってしまったら、匂いの強い餌を用意して、自分のケージに入るように仕向けるのが理想です。

 

下手に探し回って怖がらせてしまうと、何日も出てこない場合もあります。
見付かるまでは、特に足元に気を付けましょう。

カーテンを登ったりして、意外と高い所にいる場合もあります。

 

 

急に捕まえるのはNG

急に捕まれるのは大嫌いなので、個体によっては噛みついてくることもあります。

捕まえる時には、手の平ですくうように、そっと持ち上げて下さい。

 

捕まえようとした時に、キーキーと鳴いて上を向いているのは、怖がって攻撃態勢に入っています。

さらに手を出すと噛んできますから、こういう時は落ち着くまで見守りましょう。

 

おわりに

どのハムスターも、寿命はわずか2~3年ほどです。

最後まできちんとお世話をして、可愛がってあげて下さいね。

 
 コラムニスト情報
堀内フローラ
性別:女性  |   職業:ブリーダー、ペットガイド

犬のブリーダーをしています。動物に囲まれて生活していて毎日、多忙ですが、
色々な発見があり楽しいです。ペットに関してのご相談お受けいたします。