集中力が切れて、仕事に全然集中できない！

 

そういう事って、よくありますよね。

デスクに向かっても全然集中できない、集中力が途切れるというのは、実は、全く珍しい事ではないのです。

 

 

人間の集中力が持続するのは、長くても50分～60分程度だと言われています。

つまり、1時間ごとに集中力が途切れてしまい、仕事が手に付かなくなってしまうのです。

 

ですが、集中力が途切れてしまったからといって、「集中できなくて」なんて言い訳が通用するはずもありません。

なんとしても集中力を回復させたい、そんな時は以下の方法を試してみましょう。

仕事しながら集中力を回復するのは、非常に難しいことです。

脳が疲れている証拠なので、10分か15分、小休憩を入れるようにしましょう。

集中力が途切れているときは、ストレッチで体を動かし、血流を促進することで脳に酸素も行き渡り、集中力回復や眠気解消に効果的です。

ストレッチをすれば、デスクワークなどで固まった体がほぐれ、適度にリラックスできます。

また、血液の流れが良くなり、眠気も覚めます。

 

 

15分ほど時間がある場合は、仮眠を取ってみましょう。

仮眠を取れば、脳の疲れが適度に取れて、集中力がアップします。

 

なお、仮眠する場合は、本格的に眠ってしまわないように注意が必要です。

横になるよりはデスクで眠る方が、だらだらと寝ぼけなくて済みます。

 

 

お昼休みなど会社の休憩時間を活用しましょう。

 

仮眠時は耳栓、アイマスクなど集中して短時間の睡眠を確保できるよう、快適な環境づくりに励みます。

 

カフェインは約30分後に効果が表れてきますので、食事後の珈琲を摂ってから眠ると、ちょうど良いでしょう。

 

午前中は全然仕事に集中できなかったので、午後からは頑張りたい。

そんな時は、昼食を工夫して、集中力を回復させてみましょう。

集中力を高める栄養素の代表が、ビタミンB群です。

特にB1とB6は大きな助けになります。

 

代表的な食材は、鶏肉、豚肉、ウナギ、赤身魚(マグロ)です。

果物なら、バナナがビタミンB6を多く含むので、間食におすすめです。

 

 

昼食をうな重やマグロにすれば、午後から集中力がアップするかもしれません。

豚のショウガ焼き、酢豚、鶏肉の唐揚げなど、定食の定番メニューも押さえておきたいところです。

珈琲はもちろんのこと、紅茶と緑茶にも、カフェインが多く含まれます。

カフェインは、脳を活性化させる働きがあるため、とにかく集中したいときにピッタリの飲み物です。

 

コンビニで売られているカフェイン入りのドリンクでも代用できます。

 

 

脳は、1時間で約5g、1日で約120gのブドウ糖を消費していると言われており、集中力が足りていない時は、ブドウ糖が不足している場合があります。

甘いものを食べて、ブドウ糖を補給しましょう。

 

ダークチョコレートや飴がお手軽です。

 

 

でも、甘いものは、やはりカロリーが気になるところ。

ダイエット中の方、甘いものは控えたい方は、ハチミツがお勧めです。

 

コーヒーや紅茶に、ティースプーン一杯ほど入れましょう。

容器の小さいハチミツを買って、持ち運ぶのも良い方法です。

 

休憩時間もない、甘いものも無い。

そんな時は、ツボを刺激して、脳に活を入れましょう。

 

手のひらのちょうど中央部分に「労宮(ろうきゅう)」という、集中力回復にピッタリのツボがあります。

親指で力を強めに入れると、鈍い痛みを発する箇所が労宮です。

左右両方の手にあります。

利き手と反対側の手のひらを指圧してみましょう。

 

 

デスクワークや会議中でも、こっそり集中力を回復できます。

集中力が途切れることが多い方も少なくないと思いますが、サイクルを考えると、それが普通だと言えます。

人間は、追いつめられると驚異的な集中力を発揮するそうですが、常日頃からそんな状態だと疲れてしまいますよね。

全然集中できない時は、ストレッチや、ツボを刺激したり、食べ物を工夫したりしてみてはいかがですか？

ほとんど一時的なものですが、大きな手助けになってくれます。