「日本の漫画やアニメ、コスプレは人気」って本当? 海外におけるオタク文化の影響力とは
「ANIME」や「MANGA」、そして「OTAKU」は、今や「クールジャパン」の1つとして、日本を代表するキーワードとなっています。
ところで、本当にマンガやアニメ、ゲームなどの文化は海外で流行しているのでしょうか?
今回は、海外でアニメやマンガがどのように取り扱われているかをご紹介します。
日本の漫画は、今や世界中で色々な言葉に翻訳されて売られています。
本屋さんには「MANGA」コーナーがある所もあります。
「MANGA」という日本語が、世界中で通じるようになってきています。
世界最大の映画データベース「IMDb」が出した、これまで放送されたテレビ番組の中で最も評価の高い「オールタイムベスト250(IMDb Top 250 TV)」調べによると、かなりの日本アニメがランクインされています。
24位 カウボーイビバップ
28位 鋼の錬金術師(2009年)
32位 デスノート
44位 ドラゴンボールZ(1996年北米版)
49位 ドラゴンボールZ(1989年日本版)
56位 進撃の巨人
62位 ワンピース …
時代を問わず、全テレビシリーズ及びテレビミニシリーズが対象となっているようです。
なお、海外のアニメファンが集う人気サイト「Anime News Network (ANN)」によると、海外で人気のある日本の漫画1位は「鋼の錬金術師(2003年版)」。
続いて「Death Note(デスノート)」、「Cowboy Bebop(カウボーイビバップ)」がTOP3のようです。
日本が誇る宮崎アニメは第4位「Spirited Away(千と千尋の神隠し)」でした。
ポケモンやガンダムなどはベタ(定番)過ぎて世代がズレた、シリーズ票が割れてしまったなどの意見があるようです。
日本のアニメは、古い物から新しい物まで、多くの作品が海外で翻訳され、放送されています。
しかし、時には、主人公の名前が変わっていることもあります。
例えば、ポケットモンスターの主人公「サトシ」は「Ash Ketchum」と言う名前になっていたり、名探偵コナンの主人公「工藤新一」も「Jimmy Kudo」になっています。
日本語の名前のままだと覚えにくい場合や、発音しにくい場合、また現地の言葉で不適切な意味があったりする場合は、名前が変わるようです。
海外においても、実際の店舗やオンライン販売で日本製のフィギュア等のグッズが、多数販売されています。
日本からの輸入品となるので値段はかなり高めですが、人気は高いようです。
例えば、2015年は「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台となる年。
日本でもイベントやグッズ販売が行われていますが、海外でも「今日が、第一話で使徒が襲来した日だ」と、FacebookやTwitterで話題となっていました。
アニメやマンガの登場人物と同じ名前だと、外国人に受け入れられやすいこともあります。
例えば、「あすか」は「あの ”エヴァンゲリオン” のアスカと同じ?」とそれだけで人気者になれます。
また、「ちひろ」も「千と千尋の神隠し」で有名です。
海外において「日本フェスタ」や「アキバショー」など、様々な名前で、日本のアニメや漫画に関するイベントが開催されています。
このようなイベント時には、外国人もコスプレをします。
外国人が大勢で「ナルト」の忍者の恰好をしている様子は、圧巻です。
今や日本文化を代表する存在となっているアニメやマンガは、日本人として誇るべき存在です。
日本人として、少しは知識を付けておく必要がありそうです。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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