会社辞めたい!パワハラやモラハラが起きやすい"悲惨な職場"の特徴5選
パワハラ、セクハラ、マタハラ、モラハラ…様々な「〇〇ハラスメント」の原因になりやすい人と会社の環境には、特徴があったのです。
こんにちは、終活カウンセラーの上田光治です。
多くの人からご相談頂く内容の1つとして、急激な人材不足時代における「ハラスメント対応」があります。
パワハラやセクハラ・マタハラさまざまなハラスメントがありますが、これらは一体、職場に対してどんな影響を出しているのでしょうか。
パワハラやモラハラの場合、直接的な影響は社員が退職したり、長期休職したり、最悪の場合自殺する場合があります。
特に留意しなければならないのは、パワハラやモラハラでうつ病になったり、自殺する人は、仕事ができる人が多いということです。
いなくなっては困るという人が影響を受けやすいのが、会社組織でのパワハラやモラハラの現状なのです。
大切な人材を流出させないためにも、ハラスメントの現状と対策をしっかり学ぶ必要があります。
どんな人がハラスメントを起こしやすいのでしょうか。
よく言われるのが次の5つのパターンです。
- 性格が攻撃的な人。
- 威厳を誇示したがる人。
- しつこく嫉妬深い人。
- 自己中心的な人。
- 自己保身に走る人。(会社に対する依存度が高い人)
次に、環境的なところからもハラスメントは生まれます。
具体的には以下の通りです。
- 人材不足などで、個人の仕事の負担が増えて、ストレスが溜まっているような環境。
- リストラがらみ。人を異動させたり、辞めさせることになり、どうしても上から嫌がらせなどが起きてしまう環境。
- パワハラを受けてきた人がいる職場。「昔はこのくらいのことは当たり前」「上がやれといったらやるんだ」といった昔の経験などを盾に、パワハラを是認するような風潮がある環境。
- 逆に、暇過ぎる職場。仕事がマンネリ化していたり、暇だったりすると、上司の関心は細かい枝葉末節なことに向きがちで、部下の些細なミスを攻め立てたり、荒探しをしたりする環境になりやすい。
- 仕事の管理権限者が誰であってどこまでなのかなど、仕事の管理や手順が明確化していない職場環境。
被害者にも加害者にもならないため、また大切な人材を流出させないためにも、ハラスメント対策をしっかり学ぶ必要があります。
国は、男女雇用機会均等法の11条のもと、職場においてハラスメントに該当するような事態が起こったときには、事業主は必ず適切な措置をしなければならないのです。
しかもその「適切な措置」についても、法的に内容が決められています。
- セクシャル・ハラスメントの内容、あっては ならない旨の方針の明確化と周知・啓発
- 行為者への厳正な対処方針、内容の規定化と周知・啓発
- 相談窓口の設置
- 相談に対する適切な対応
- 事実関係の迅速かつ正確な確認
- 当事者に対する適正な措置の実施
- 再発防止措置の実施
- 当事者のプライバシー保護のための措置の実施と周知
- 相談、協力等を理由に不利益な取り扱いを行ってはならない旨の定めと周知・啓発
従業員の場合は、お近くの法テラスまたは総合労働相談コーナーへ相談をしてみてください。
メール、電話、直接言う…ご自身の性格に合わせてお選びください。
今後も○○○ハラスメントは、おそらく増えていきます。
どこまでがハラスメントかという問題は線引きが難しいところも実際ありますが、被害者にも加害者にもならないため、少なくとも上記内容には留意していきましょう。
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私の叔父が比叡山延暦寺でお坊さんをしている縁で、檀家さん・信者さんの話や無縁仏の話をきっかけに、東京大学での市民後見人養成講座を受講。卒業後、司法書士・税理士事務所と共同でエンディングノートセミナーを企画。介護施設・デイサービスセンターでの研修を経て、48歳 株式会社 Roii設立。
3年間でエンディングノートセミナーを関西中心に約1,500人の受講生実績。
独身女性向け・経営者向けに
テーマ 「もしも、明日あなたが死んだら困ることベスト3」
65歳以上向けに
テーマ 「実は終活なんて必要ない。本当に目指すのは自立死!」
重たいテーマですが、楽しく笑いが起こるような話し方を心がけ、終活事項 のウラもオモテもたっぷりとお話をさせていただき、講演主催者からもご好評をいただいています。
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