母校のOB・OG活用法！希望の会社の社風を知る「質問の仕方」とは (2/2)
就職希望の会社の社風を知るなら、母校のOB・OGを利用しよう！自分に合う会社を見つけるための「質問力」と、企業文化に対する考え方とは
人事制度と聞いて、皆さんはどのようなことを連想するでしょうか。
「年功序列・終身雇用」といった昭和の頃の言葉よりも、「成果主義・目標管理・ブラック」といったような言葉を思う人の方が多いかもしれませんね。
以前のコラムでも触れましたが、有名大手企業でも、リストラしたりするときには、追い出し部屋などを利用してブラック的なことを平気でやっています。
このように、人事制度とは、企業に脈々と受け継がれてきた企業文化を一夜にして変えてしまう、恐ろしい力があります。
人事制度とは、文言を変えなくても解釈によって、如何様にでも新たな仕組みに変わる要素を持っています。
そういう意味で、OB・OGに確認しておきたいことは、会社の業績が思わしくない時に、社内でどのようなことが起きたのかを、上手に聞き出しておきたいものです。
もう一度言いますが、「企業は人なり」です。
人(社員)を大切にしない企業に発展はありません。
会社の業績が思わしくない時にこそ、真の企業文化の価値が問われるのです。
最近は、上場企業においても労働組合を持たない企業が増えてきました。
古い人は、昔の労争議を思い出して、労働組合にあまり良いイメージを持っていないかもしれません。
ですが、本来の労働組合と会社の関係とは、従業員の代表と会社の経営幹部とが、良い人事制度について協議する場であり、共に協調して良い組織を作っていく「Win Win」の関係なのです。
そういう意味で、私は相談者に対し、なるべくなら労働組合のある会社を選んでください、と申し添えるようにしています。
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こんにちは！藤田美智(ふじたよしとも)と申します。これまで、書籍・雑誌の編集、上場企業における広報、人事（主に採用・教育研修、人事評価制度設計）を長年にわたって経験。現在は、東京都港区赤坂に株式会社ネクサスグリッド（略称ＮＧ笑）を設立し、就職・転職・人事戦略・組織戦略をメインとする人事コンサルティングを展開しております。このコラムでは、仕事選び・就職・転職を成功させるために、何をどのように考えて行動に移していったらよいのかについて、お話しするとともに、企業における人材採用・育成の方法、その仕組みづくりについても解説してまいります。私は現在、社員のモチベーションUPを実現する人事制度設計・導入・定着のコンサルティングをメインとして仕事をしております。人事評価制度設計だけでなく、企業の人事戦略、組織戦略、事業承継ついても多様なコンサル実績があります。個別のご相談(無料=お金は一切いただきません)、講演、顧問契約等のご依頼、諸々のご相談は、メールにてご連絡ください。「ご連絡は以下のmail addressまでお願いします（●の代わりに@を入れて送信してください)」nexus.grid.akasaka●gmail.com
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