赤ちゃんの反抗期(魔の二歳児)が怖い!新生児期から出来る3つの事前対策
赤ちゃんの第一次反抗期、通称「魔の二歳児」にいつまで怯えるの?イヤイヤ期は、新生児からの接し方次第で変わります。何でも話せる親子関係になれる3つのポイントをご紹介します。
まだ小さな我が子を胸に抱き、どんな未来を想像しますか?
意思疎通は表情だけの今、「魔の二歳児」や「反抗期」などの言葉に戦々恐々としている方もいると思います。
「憎たらしい言葉を吐かれるよりも、かわいい我が子と良い関係を築きたい」
親だったら誰しもが望むことです。
今回は、赤ちゃんの頃から始める「何でも話せる親子になるために出来ること」をご紹介します。
もの言わぬ、自分では何一つ出来ない赤ちゃんをお世話するのは、当然ながら親の役目です。
抱っこして移動するとき、もしかして、何も言わずにひょいと運んでいませんか?
これも当然ですが、赤ちゃんは別の人格を持った、ひとりの人間です。
ですが、赤ちゃんを甲斐甲斐しく大切にお世話するうちに、親はついついこの当たり前の事実を忘れてしまうもの。
小さな頃はいつでも一緒にいて、まるで分身のような存在の赤ちゃんなので仕方が無いとはいえ、成長した子どもからの反抗のほとんどが、親が子を「別人格として尊重していないこと」が原因です。
赤ちゃんの頃から一人の人間として扱う事が、親の「子どもを一人の人間として扱う」意識を育てる事になります。
意識を持つためには、習慣づけることが大事です。
以下のような機会のときには、是非声をかけながら行動してみてください。
考えてみるとごく当たり前のことばかりですが、日々の雑事に流されているママは忘れがち。
赤ちゃんをモノのように、黙って動かしてしまっていたなら、今日から変えていきましょう。
「〜させる」という使役表現も封印しましょう。
「〜させる」という表現は、親にとって「子どもは自分がコントロールしている」と無意識に錯覚させます。
親が子どもに「〜させている」わけではありません。
子ども達はある程度は決められた環境とはいえ、自分の意思で生きています。
学校へ自分の足でしっかりと歩み、友だちと楽しむ生活は、「親に許可されたから」行っているわけではありませんよね?
ですから、話しかける時も全て赤ちゃんが主体です。
「〜しようね」「今から〜するよ」という言い方に、親が子どもを動かす傲慢さはありません。
赤ちゃんの頃から話しかける習慣を持つことにより、大人は子どもを尊重するクセのようなものが身に付きます。
赤ちゃんも、いつも気にかけてもらえているという、安心感を得る事が出来ます。
それによって、何故か会話はなくとも分かり合えるようになり、育てやすくなるのです。
是非赤ちゃんの頃から、いい関係を築いてくださいね。
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シンガポール在住、四児の母。
子どもが通う幼稚園は、「子どもの行動はお母さんに原因がある」とばっさり切られるところ。
そこでの洗礼と愛で、母としてタフになりました。
子育て系、旅レポートライターとして活動。
子育てアドバイザーとしてお話会などもしています。
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