肉 or 魚どちらが効果的?たんぱく質の働きと高タンパクな食材5選 (1/2)
健康、美容、ダイエットに効果的な栄養素「タンパク質」。不足しない食事方法を学びましょう。肉と魚、どちらがよいのでしょうか?
タンパク質は、非常に重要な栄養素です。
このことを知らない人は、いないのではないでしょうか。
今回は、このタンパク質の働きに着目していきます。
タンパク質は、人間の体を形作るために必要不可欠なものです。
私たちを構成している肌や筋肉、髪の毛や爪にいたるまで、このタンパク質が関わっているのです。
また、タンパク質は、体だけでなく各種ホルモンにも関係しています。
タンパク質が足りないと、新陳代謝が衰えて老け込んでしまいますし、内臓にも悪影響が及びます。
加えて、タンパク質が足りないと、どれだけ運動しても筋肉がつかないため、ダイエットを成功させることが難しくなります。
ダイエットのときは「高タンパク質・低カロリーがよい」と言われるのはこのためです。
「タンパク質を摂るためには、肉類を摂るのがよい」と言われています。
これは間違いではないのですが、実は、肉類よりももっとタンパク質の含有量が多いものがあります。
それが、しらす干しやイワシ、いくら、すじこなどの海産物です。
特にしらす干しは、非常にタンパク質の含有量が多い食べ物として知られています。
これを毎日150グラム食べれば、男性が1日に摂取するべきタンパク質量をクリアすることができます。
イワシも、200グラムも食べればOKです。
ただ、「タンパク質を摂るには肉類が良い」と言われるのには、理由があります。
それは、肉類は比較的加工が容易で、摂取することが簡単だからです。
タンパク質の含有量を、「肉」というカテゴリーにおいてランキング式で表した場合、次のようになります。
2位 生ハム(長期にわたって熟成したもの)
3位 牛肉のミノ
4位 生ハム(促成)
5位 鶏ささみ
この中で、格闘家やスポーツ選手に特に愛されているのが、5位の「鶏ささみ」です。
これは安価であり、調理にも手間がかからず、かつ料理のバリエーションをもたせられるものだからでしょう。
そのタンパク質の含有量は、しらす干しの約58%にとどまりますが、「大量に食べられる」という点で優れています。
蒸して手で割いてサラダに乗せてよし、炒めてメインディッシュにしてよし、茶碗蒸しの具材として利用してもよしと、さまざまな使い方ができます。
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Latte Columnist
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