ピアニスト直伝!指や関節を柔らかくするフィンガートレーニングのやり方
ピアノを弾くときに使う指!上手に演奏するためには、フィンガートレーニングがおすすめです。関節を強くし、指先を鍛える方法を解説します。
こんにちは。ピアニストの小川瞳です。
今回は、「フィンガートレーニングの必要性とやり方」を解説します。
ピアノを弾くためには、体のあらゆる部分を使います。
指、手首、ひじ、腕、腰、背中など、あらゆる部位を意識して、正しい使い方をしなければなりません。
ですが、指以外に関しては、その部位を動かすための筋肉は、日常生活で使っている程度で、なにも問題はないのです。
ピアノを弾くのには、手首の柔軟性も必要ですが、そのために必要な動きは、コーヒーカップを持ち上げて、口に運ぶ所作と、さほど変わりません。
筋肉の使い方を意識すればいいだけで、筋肉そのものを増やす必要はないのです。
「指」だけは、自然とつく筋肉では間に合わない!
ところが、ピアノ演奏における指の動きは、大変独特なものです。
日常生活で培われる筋肉では、とても間に合いません。
もちろん、指を的確に動かすためには、筋肉だけあっても難しいのですが、フィンガートレーニングは、決してムダにはなりません。
また、フィンガートレーニングのために、指を意識する時間を作ることに、大変意義があると思います。
では、具体的な方法をご紹介しましょう。
そして、関節がへこまないようにしっかりと形を保ちながら、思いきり机を押す。
へこんでしまう場合は、もう一方の手を使って、しっかりとした形を維持させる。
このトレーニングは、手首にも力が入るため、様子を見ながら行うようにしてください。
机に指を押し付けて、関節がへこまないようでしたら、机の上に薄い本などを用意します。
スマートフォンでもいいかもしれません。
そして、本の端っこに指先をあてて、本の上から机の上へと、指先をずり落とします。
それだけでも、繰り返していると、指先が強くなったと感じることができると思います。
すべて、指は1本ずつ行ってくださいね。
ずり落ちたときの感覚が、ピアノの打鍵と似ているので、わたしも長時間ピアノが弾けないときなどは、この方法で指の感覚を鈍らせないようにすることもあります。
あとはとにかく、よく手を開くことが大切です。
手の腱と腱の間を広げるようなイメージで、日頃から手を柔軟な状態にしておきましょう。
フィンガートレーニングのための道具も、いろいろと販売されています。
実際に試してみて、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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