「遺言書」が必要になる6つのパターンとは?少ない財産(遺産)でも相続争いは起きる! (2/2)
家族仲が良い、悪いに関係なく、生前に遺言書の作成は必要です。財産が少なくても、家族や兄弟間における相続争いを防止するために作りましょう。
遺言書でこんなこともできる
遺言書が効力を持つのは、財産に関することばかりではありません。
このようなことも、盛り込めます。
- 生前は認知することができなかったが、愛人との間に生まれた子の認知。
- 財産を相続させる代わりに、ペットの世話を依頼する(負担付遺贈)
- お墓を継ぐ人を指定する(祭祀継承者を指定)
おわりに
相続の手続きは、想像するよりもはるかに煩雑です。
しかも、相続は、血のつながりばかりではなく、介護や生前の関わり方など、様々な要素が絡んでくるので、慎重に検討すべきでしょう。
遺言書は作成するだけではなく、その趣旨に関し、関わる方々に生前に納得してもらっておくことが、「争続」を生まない秘訣なのではないでしょうか。
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