キモい!未練がましい!元カレから「ロミオメール」が来た時の効果的な対処法

別れた彼氏からロメオメールが届いたときの返し方。ナルシストや中二病男の撃退法を学び、元彼(元夫)がストーカー化しないよう返信しましょう。

執筆者: 七沢茶々
元カレ(夫)から、ロミオメールが届いたら?

元カレや元夫から、ロミオ(ロメオ)メールが届いたことはありませんか?

「噂には聞いていたけれど、まさか自分へ送られて来るとは」と驚いた方もいるかもしれません。


自分も復縁したいなら構わないのですが、問題になるのはロミオメールを止めてもらいたい場合。

ストーカー化させることなく、キレイに縁を切りたい時に読んでください。

 

 

ロミオメールとは?

都市伝説のように巷で囁かれている、別れた男性から届く未練のポエム「ロミオメール」。

 

「ああ、何ということだろう。君を失ってからというもの、僕の宇宙から太陽が消えてしまったようだ」


このような、切々と未練心をポエムに託した、長くて劇的なメールが送られてくるわけですね。
無関係な人には笑えてしまうほど、芝居がかっています。

 

 

「返し唄」メールは禁物、強い意思表示を

とはいうものの、心に区切りをつけ、新たな道を歩みはじめた女性にとっては、ストレスを感じるものです。

「ロミオメール」をやめてほしいなら、ハッキリと意思表示をしなくてはいけません。

たとえ感動的で素晴らしいポエムだとしても、芸術性を競い合うような「返し唄」は禁物。
自己陶酔している相手には、まだ自分に好意があると解釈される恐れがあるからです。

冷たいようですが、やり直す気持ちも未練すらも全くないと、伝える必要があります。

「ポエム」は必ず変調し、簡潔な文章で
お手本は、ビジネスメール

自分自身の意思表示をするため、1度は返信をしなくてはいけません。

その時にお手本にしたいものは、通常のビジネスメールです。

礼儀正しく冷静で、場合によっては思いやりにも溢れています。
ですが無駄な情感や、感傷といった内面的なものは、不要ですよね。

 

簡潔で、自尊心を刺激しない文面がベスト

短期間にせよ、つき合った人がストーカー化するとは思いたくありません。
ですが、よそのストーカーたちも、本来は一般的な人格だったのではないでしょうか。

自作の「ロミオメール」を作ることで自己陶酔が加速し、暴走してしまわない保証はありません。
それを防ぐためにも、ポエムの主人公には目覚めてもらうほうが安心です。

返信の際はできるだけ簡潔に、かといって自尊心を刺激しない文面にしましょう。

優しさはダメ!思いやる言葉だけで「最終通告」

女性側がこれまで、男性からの愛情表現を受けてきた場合は、とくに問題はありません。
心配なのはこれまで愛情に飢えてきた女性や、仕事や年齢的な問題などで焦っている女性です。

「ロミオメール」は、そんな心の隙に入り込もうとしてきます。

人は誰でも弱い部分がありますが、思っているよりはるかに、強さも持っているものです。
自分が本当にどうしたいのかを再認識する、ここは考えようによっては、ひとつの正念場ですね。

 

また、自分自身に未練が全くないのなら、相手に優しさを向けるのはかえって傷を深くしてしまいます。
今までの感謝の気持ちと、「違う人生を歩んでいきたい」という決意は変わらないことを、明確に宣言しましょう。

理想的なのは、同性の親友に送るような思いやりのある文面で、相手の未来に幸あるよう祈るニュアンスでしょうか。

おわりに

文面の最後に、「今後は連絡をもらっても、返事はしない」と書いておくのも、効果的な対処法のひとつだといえます。

そのうえで、「もう送らないでほしい」とハッキリ言葉にして締めくくるのが、結果としてお互いベストなのではないでしょうか。

 
 コラムニスト情報
七沢茶々
性別:女性  |  

公私ともに海外経験が豊富。旅とゴルフをこよなく愛す「とりあえず離陸型」で、向こう見ずなところも。好奇心旺盛で情に厚く、人を楽しませるのが大好きな性格です。座右の銘は「遊心忘るべからず」。よろしくお願いします。