新築祝いにカタログギフトや現金はマナー違反?喜ばれる贈り物は○○がおすすめ。
新築祝いには、タブーとされる贈り物が結構あります。特に目上の方や、上司に贈る場合は要注意。お祝いの気持ちが伝わるよう、縁起の悪い物やNGアイテムは避けましょう。また、人気の縁起の良い観葉植物も紹介。
家を建てる。
それは、一世一代人生の大きなイベントです。
そんな人生の門出を迎えたご家族の新たな出発を祝して贈る「新築祝い」。
今回は、新築祝いに贈りたいギフト、おすすめポイントとNG例をご紹介します。
欲しい物を自分で選べるので貰って嬉しく、贈る側も先様の好みを思い悩まずにすむので人気です。
ですが、目上の方に贈るのは、考えた方が良いかもしれません。
なぜなら、受け取ったあとにわざわざ選ぶという手間をかけさせてしまうからです。
「商品を選び、ハガキに記載し投函したり、電話で注文したりするのが、面倒で煩わしい」と思うのは、年配になるほど多い傾向です。
日常生活でいつも使うもの、実用品は主婦は特に有り難いですよね。
ですが、ここにも新築祝いのマナーが。
バスマットや玄関マット、スリッパなどは、上司や年上の方に贈ってはいけません。
マットもスリッパも、足の下に置くもの。
「踏みつける」ものは「あなたを踏み台にします」を連想させ、上司への贈り物としてはタブーとされています。
想像力が豊か過ぎる気もしますが、一般的にそう言われているので、失礼に当たらないよう避けた方が賢明でしょう。
現金・商品券
あれもだめこれもだめ、だったらいっそ現金でと考えるかもしれませんね。
本音はこれが一番嬉しいという方も多いと思いますが、これも目上の人にはNGですので避けましょう。
観葉植物を贈るなら、縁起の良いこんな植物がお勧めです。
ドラセナは別名「幸せの木」、ガジュマルは「多幸の木」とも呼ばれます。
置くだけで運気がアップすると言われ、人気です。
ハート型の葉が可愛く、家庭運をアップさせる効果があるそうです。
育てやすい代表格。
手間いらずでマイナスイオンを発生してくれる癒し効果、観葉植物はその場に根付き縁起が良いともされ、新築祝いに好まれるようです。
実は、観葉植物を贈る風習の由来は、江戸時代にまでさかのぼります。
古来より邪気を払う鬼門除けの縁起物とされてきた「万年青(おもと)」という植物を、家康公が江戸城に入城する際まず持ち込んだことから広まったとされています。
引越しの際は人や家財道具一式が入る前の吉日を選び、まず万年青を植えるという風習が地方によっては、今も残っています。
言うなれば、和製観葉植物、万年青。
邪気を弱め災難を防ぎ、万年も家が繁栄するようにと、引越しや新築のお祝いに人気です。
ですが、観葉植物は貰って嬉しい方もいれば、迷惑に思う方がいるのも事実。
手入れの大変なもの、大きなものを唐突に送っては、大迷惑になる可能性もあります。
何より植物に興味のない方には、無用の長物になりかねませんので、注意が必要です。
キッチン雑貨や調理器具、おしゃれなキッチン家電なども、常に新築祝いで上位にランキングされる人気商品。
ですが、ここで犯してはいけないナマーがあります。
火を連想させるものは火事を思い起こさせ、縁起が悪いとされています。
よって、電気コンロ・カセットコンロ・トースター・お香・灰皿などは、相応しくありません。
また、今アロマグッズは大変人気がありますが、アロマキャンドルなども、火事を連想させるのでやめましょう。
さらに、炎を連想させる赤い色のものもNGです。
赤はお祝いにぴったりと思いがちなのですが、新築祝いにおいては避けましょう。
赤いお鍋、赤いキッチン雑貨なども、選ばないようにご注意ください。
新築のおうちに絵画などを贈るのは、とてもセンスがあって気が利いているようにも思うのですが、これも基本NGです。
なぜなら、壁や柱に穴をあけて取り付けなければいけないからです。
せっかくの新しいおうちに穴をあけなければいけないのは、あまり気持ちのよいものではありません。
同じ理由で、掛け時計もNGとされています。
インテリアの好みも多種多様な昨今、新築祝いのマナーを最低限おさえたうえで、贈る側のセンスの押し付けにならないよう、なるべくシンプルな物が無難かと思われます。
お祝いの気持ちが伝わるといいですね
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