siri以外もいるよ!世界の有名な人工知能(AI)まとめ。りんなやELIZA、問題発言連発のTayまで網羅!

siriだけじゃない、世界の人気人工知能(AI)まとめ!人口無脳のおしゃべりボット、ELIZAや女子高生AIりんな、Tayまで一覧まとめ。

執筆者: Latte Columnist
siri以外もいるよ!世界の有名な人工知能(AI)とその特徴まとめ

日本でもっとも有名な人工知能のなかの一つは、間違いなく「siri」でしょう。
これは「SRIインターナショナルアップル」によって開発されたものであり、話し掛けることによってさまざまな疑問に答えてくれるものです。

 

 

道順を聞いたり、「誰がこの曲を歌っているのか」などを聞いたり、お店を調べたりといったことだけでなく、「収納されている写真のなかから、今年撮ったイタリア旅行の写真を探してほしい」といった要望にも応えられます。

さらにはメールの音読機能があったり、おすすめのエンターテイメントを紹介してくれたりと、その活躍は非常に幅広いのです。

 

そのあまりにリアルなやり取りに、siriはフリーメーソンによって作られただの、実は宇宙人だの、都市伝説が語られ続けているほど。

 


この大変優秀なsiri以外にも、世界ではさまざまな人工知能が活躍しています。

 

Cortana(コルタナ)って知ってる?

Siriは主にiPhoneで使われていますが、人工知能の活躍はiPhoneだけにはとどまりません。パソコンにももちろん人工知能が使われています。

そのなかでもよく取り上げられるのが、「Cortana」でしょう。

これは「コルタナ」と呼び、Windows10などに導入されています。

 

 

Windows10で見かけた、アイツか…

CortanaはWindows10における音声アシスタント機能です。

声を認識して検索をかけることができるのは、siriと同じです。

 

ただし、音声機能を利用するため、マイクが必要なのですが…。

 

今後に期待

システムに入っているアプリを使うことができたり、スケジュール管理をしたりすることができます。

動きがやや遅く、それほど高性能ではないと言われてはいるものの、今後の発展が期待されている人工知能です。

新進気鋭の新しい人工知能、それが「Viv(ビブ)」

人工知能のなかでも、非常に新しい新進気鋭のもの。それが「Viv(ビブ)」です。
以前siriの開発に携わっていたメンバーが作り上げたものであり、2016年の5月10日にデモが行われ、12月までには稼働を始めるとも言われています。

 

siriの妹分なるか

複雑な質問にもきちんと答えることができるとも言われており、発音者の要望をしっかりと反映することができる人工知能として期待されています。

 

非常に複雑なメカニズムによって運用されるとされており、今後の展開が望まれます。

 

女子高生AI「りんな」

おしゃべりbotからもいくつか。

 

Microsoftの女子高生AI、りんな。

なんとLINEでおしゃべり出来ちゃうのです。

 

 

りんなは女子高生という設定に基づき、非常にリアルな現代女子高生の口調と思考回路で、さまざまな会話をしてくれます。

会話をすればするほど学んでいき、人間らしいやり取りを楽しむことができるそうです。

 

会話ボットといえば

おしゃべりボットといえば、PARRY(パリィ)、ELIZA(イライザ)、A.L.I.C.E.(アリス)なども人工無脳として挙げておきたいですね。

 

ELIZAはご存知の方も多いのですが、siriのおしゃべりの中にもたびたび登場する、人間とコンピューターの対話を自然に見せることに成功した、初期の会話ソフトウェアです。

PARRYはELIZAと共に有名な初期のbotで、ELIZAより真面目な性格だそう。

 

A.L.I.C.E.は、Artificial Linguistic Internet Computer Entityの頭文字を取ったもので、こちらも自然言語処理を行うおしゃべりボットです。

ELIZAに影響を受けて開発されました。

 

伺か(うかがか)、どこでもいっしょのトロなど、懐かしいキャラクターも思い出してしまったり…。

 

人種批判や不適切発言連発!?Tay(テイ)

2016年3月23日に登場したマイクロソフト社によるおしゃべりボットで、19歳のアメリカ人女性という設定。

Twitter上でたくさんの問題発言をし、アカウントを停止させられたことで有名です。

 

一部のユーザーの悪意ある発言の数々により、人種差別や問題発言などを連発してしまい、登場から数時間後にアカウントは停止となりました。

 

ヒトラー賛美、人種差別容認、ヘイトスピーチ、下ネタの数々など、妙な方向に「調教」させられてしまい、現在はマイクロソフト社によって再調整中とのこと。

 

GoogleのCMで使われたあのフレーズも

ちなみにここで紹介したもの以外にも、とても有名な「OK,Google」などもよく注目されています。

こちらも非常に優秀な人工知能であり、路線検索などが可能なAIとしてもよく取り上げられます。

 

 

おわりに

かつては「人工知能」というのは、それこそSFの世界のものでした。

しかし現在ではそれを、当たり前のように大勢の人が使いこなしており、AIによって人間の仕事は奪われていくなどとまことしやかに囁かれていますよね。

 

これから先もどんどん進歩していくのだと思うと、なかなか面白いですよね。

 
 

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