ウエストのくびれをつくるヨガポーズを紹介。ヨガでくびれが作れる理由も解説。無理なく気持ちよく、ウエスト周りやわき腹を伸ばしたりねじったりしてみましょう。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
「ヨガでダイエット」などの見出しを見たことが一度はあるのではないでしょうか。
ヨガを取り入れている女優さんやスポーツ選手いることから、「ヨガをするとキレイになれるのかな」というイメージをお持ちの方もいるでしょう。
ヨガでなぜ、引き締まった体を作れるのでしょうか。
今回は、ウエストのくびれを作ることをテーマに、お伝えしていきます。
普段私たちは、お腹回りにあまり意識を置かずに生活しています。
また、お腹回りを大きく動かしたり伸ばしたりという姿勢は日常なく、むしろ緩ませている時間が長いものです。
一方ヨガでは、ウエスト回りを伸ばしたり縮めたり、ねじったり引っ込めたりと、お腹回りを意識して姿勢を取り動かします。
定期的に続けていると、ヨガをしていない時でも、体にはウエスト周りを引き締めて姿勢を取ったり動いたりするクセがついてきます。
また、ウエスト周りを伸ばしたりねじったりすることが気持ちいいと感じるようになるので、自然と伸びをしたりとヨガに近い動きをするようになるでしょう。
そうして、無理なくウエストのくびれを作ることができるのです。
それでは実際に、くびれを作るヨガポーズを行ってみましょう。
- 足を閉じて立ち、合掌します。
- 息を吐きながら、後ろの椅子に腰を掛けるようにお尻を突き出して膝を曲げます。
- 息を吸い、吐きながら右へと背骨をねじり、左の肘を右の膝の外に掛けてゆっくりと呼吸を続けます。
- 吸いながらねじりを解いて立ち上がり、反対側も同様に行います。
背骨を伸ばしたまま90度ねじるのは、ウエスト周りが固まっている最初は相当きついはずです。
きついと感じる場合は、椅子に腰を掛けて、できる範囲で背骨をねじって、ももに肘を置く程度でも構いません。
- 両膝で立ち、右脚を横へ伸ばして着きます。
- 息を吸いながら両腕を広げて手の平を上に向け、吐きながら右へ上体を倒して、右手の甲を右脚に滑らせるようにします。
- 深呼吸を繰り返します。
- 息を吸いながら起き上がり、反対側も同様に行います。
わき腹が充分伸びることで、内臓の働きを整え、内側から代謝を上げます。
- 仰向けになり、両膝を90度に曲げて立て、肩幅に開いて右へと倒します。
- 息を吸いながら元に戻し、反対側も同様に行います。
余裕があれば、上の写真のように右の外くるぶしを左の膝の外へ掛けて、右足の重みで左の膝を少し床に近づけます。
左のわき腹がよく伸びて、便秘の解消にも効果的です。
- 両膝を右へと倒した横座りになり、膝の間を大きく広げます。
- 左手で左足をつかんで持ち上げ、余裕があれば左の肘につま先をかけます。
- 息を吸いながら右手を右の耳の後ろへと持っていき、できれば手と手を近づけて指を組みます。
- 深呼吸を繰り返し、息を吐きながらほどいて、反対側も同様に行います。
普段使わない、刺激しない、伸ばさない、力を入れないウエスト周りの筋肉があることに気づかれたでしょうか?
体に「使う」という信号を送り続けることで、脂肪は溜まりにくく落ちやすくなっていきます。
無理なく気持ちよく、実践してみてくださいね。
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清澄白河ボディメイク研究所・水上りえ
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