[子犬のしつけ] お散歩デビューするまでに飼い主が行っておくべき躾・準備6つ
子犬のしつけ!お散歩デビューするまでに、お家の中でできることを紹介。スムーズにお散歩デビューをするためにも、安全で無理のない社会化トレーニングを進めていきましょう。
「犬のしつけは、早い方がいい」と言われるものの、実際は小さな子犬を目の前にして、いったい何をどう始めたらいいのかと途方に暮れる飼い主さんは多いことでしょう。
- 本当に早い方がいいの?
- 手遅れになったらどうするの?
- “しつけ”って何をするの?
今回は、子犬を迎え入れてからお散歩デビューするまでに、お家の中でできることをご紹介します。
まず、移動中で排泄を我慢しているかもしれないので、トイレがある場所へ誘導してあげましょう。
その後、家の中の安全な場所を十分に散策させてあげてください。
犬は、新しい環境へやってきたことで疲れています。
安全で快適な居場所を用意してあげたら、遊びすぎたり声をかけすぎなたりしないで見守りましょう。
自分の名前を認識してもらうために、何か伝えたい時に名前を使ってみましょう。
- 「○○、ごはんだよ」
- 「○○、いいこだね」
このように、楽しいことがある時に使っていくと良いですね。
名前だけを無意味に連呼したり、叱る時に名前を大声で怒鳴ったりしないように気を付けてください。
鼻の先から尻尾の先まで、オーナーさんが触れられることに抵抗がないようにしておくと、病気やケガの早期発見につながります。
落ち着いている眠い時などに少しずつ、そっと体に触れていきましょう。
この時に無理矢理押さえつけたりするのはNGです。
家の中に慣れてきたら、外へ出る準備を進めていきます。
ごはんの時や、おもちゃで遊ぶ時にカラーやハーネスを着けてみましょう。
初めは噛んだり、固まってしまったりと反応は様々ですが、楽しいことをして気を逸らしてあげましょう。
次第に気にしなくなってきます。
体調がよく、天気が良い日には、抱っこで散歩へ連れて行ってみましょう。
犬用のキャリーバッグやスリングを使ったり、無ければ抱っこでも構いません。
万が一のために、リードは必ず着けた状態で外へ出るようにします。
ご近所さんと立ち話をしたり、散歩で行く予定の公園へ立ち寄ってみたりと、子犬と一緒に楽しんでみてください。
真夏や真冬だと、窓を閉め切った状態で過ごす時間が長くなりがちなので、換気も兼ねて窓を開けて過ごしてみましょう。
外から聞こえる車の音、人の声、他の動物の声や匂いなど、家の中にはない刺激があるからです。
怖い感染症から体を守るための大切なワクチンですが、その間にも子犬はどんどん成長していきます。
スムーズなお散歩デビューをするためにも、安全で無理のない社会化をしてあげてくださいね。
|
|
「イヌと人の笑顔を少しでも増やす!」という目標のために、
Vancouverへ渡航。
現地のドッグトレーナー養成学校で、「おやつや体罰を使わない」
オーナーさんとイヌの絆をつくる というトレーニング方法を学ぶ。
卒業後はドッグウォーカーや、Dog daycare
(犬の預かり施設)に勤務。
帰国後、動物病院での業務を経験。
Dog indexドッグトレーナー 神奈川担当として活動中。
神奈川県内の動物病院にてパピー教室、相談会を担当。
*College of Canine Behavioral Science(Vancouver, Canada)卒業
*動物看護師統一認定機構認定 動物看護師
*愛玩動物飼養管理士
*愛犬飼育管理士
パートナー犬は、2011年生まれのシェルティー。
Kiitos(キートス)♂です。
|
|