皆さん、屋台といったら何を思い浮かべますか？夏祭りで賑わう、たこ焼きや焼きそばの露店でしょうか。

日本だけでなく、世界には、日常から屋台が出回っている地域もあり、しかもそこでちゃんとしたお食事まで楽しめてしまう所がたくさんあります。

今回は、各国の美味しい魅力たっぷりの「屋台についての特集をしたいと思います。

「ホーカーズ」とは、シンガポールでの「屋台村」の事です。街の至る所に出回っています。働く女性の比率が高いのも、このようなホーカーズの需要が高い理由の一つです。シンガポールでは、特に外食産業が発展しており、朝食でさえ、家族でホーカーズへ繰り出す例も、少なくありません。

古来から中国と隣接するベトナムは、中国の屋台文化の影響もあり、屋台が多いです。朝からお粥や麺を食べる人で賑わいます。また、ベトナムはフランスの植民地だった頃の名残もあり、洋菓子やフランスパンなどのパンの屋台も多く見受けられます。

インビスとは、ドイツの街のあちこちで見られる、軽食スタンドの総称です。ヴルスト（ソーセージ）やドネルケバブ（トルコの人気料理。肉を回転させながらローストさせたケバブ。）、ピザなどが、軽食メニューの代表的で、忙しい時でもサクッとお手軽にテイクアウトできるようになっています。

ベーグルは今やニューヨークの朝食の定番です。

クリームチーズ＆スモークサーモンのベーグルなどが代表的です。日本でも、ニューヨークのベーグルを手本に、ベーグルを売り出すお店が増えてきています。

マフィンの上にポーチドエッグを乗せたエッグベネディクトも、大変人気です。

トルコには、「ロカンタ」と呼ばれる大衆食堂があります。ここでは、作り置きの料理が並び、指させば簡単に注文できるシステムになっています。安い店であれば５００円以下でお求めできます。ロカンタの代表的な料理は、やはりケバブです。

伝統的なイタリアの丸型パンに、具材をたっぷり挟んだパニーニは、イタリアの代表的な軽食メニューです。パンの表面に軽く焦げ目をつけるのが一般的です。モッツァレラチーズと燻製ビーフを挟んだパニーニなどがあります。最近では日本のカフェでも、このパニーニをメニューに置いている所も多く見られますね。

屋台は安くてお手軽で美味しい！そんな嬉しい魅力がたっぷりです。世界では、日本よりも屋台業が発展しています。日本でも、日常的に屋台で朝ご飯などするのが当たり前のようになったら面白いですね。例えばお寿司のスタンドや、おでんやオムライス、親子丼などもサクッと屋台で食せるようになったら、楽しそうだと思いませんか？