恋人の実家へ挨拶に行くとき、好印象を与えるマナーのポイント

執筆者: EVE
恋人の家族へ挨拶するときの注意点は?

大好きな彼。
付き合って、同棲して、ゆくゆくは結婚を……。
しかし、結婚は当人同士だけの問題ではないのです。


結婚したら冠婚葬祭やら同居やら介護やら、色んな問題も出てきますし、何よりどんなに相手の親が気に入らなくたって、恋人にとってはかけがえのない家族なんですよね。
だからうまくやるにこしたことはないんです。


婚約をしていなくても、恋人の両親に合うということはその一歩を踏み出すということ。

人って第一印象でほとんどのことが決まってしまうんです、ここで好印象を持たせることが出来たら、きっといろんなことがスムーズにいくはず。

今回は、恋人の実家へ伺う時の、失敗しないための秘訣を伝授しちゃいます!

 

 

彼のお母さんの性格リサーチ

予め、恋人のご両親の情報を聞き出しておきましょう。
特にお母さんのことはよく聞いていかないといけません、女性が一番難しいんです。

 

  • 家庭の問題があって、NGな話題があるかもしれない…
  • もしかしたら凄く上品でセレブで、私とはかけ離れてるかもしれない…
  • 凄く大雑把で、何も気にしないような人なのかもしれない…

 

…とにかく好みや性格などの情報を聞き出しましょう。
そうすることで、会ったときに話題を広げられますし、好みに合った洋服や手みやげをチョイスできます。

まず身だしなみから!

人は外見じゃないという人がいますが、初対面で汚らしい格好をした人と清潔な格好をした人でしたら、あなたはどちらを選びますか?

汚い格好をした人を選ぶ人は、よほどのもの好きです。


清潔感のある、「誰が見てもおかしくない服」をチョイスしましょう。
その洋服、毛玉だらけじゃありませんか?破れていたりしませんか?

個性は大切ですが、今後いくらでも出すことは出来ます。

初めは「誰が見てもおかしくないデザイン」の服で会うことをお勧めします。


そして、清潔感も大事なのですが、女性だと特に気をつけておきたいのが「露出度」
50代〜70代くらいは特に露出を気にします。
ただ単純にふしだらということだけでなく、寒くないのか?などそういった点からも、露出に対してはかなり敏感です。

少し襟元が開いた洋服でも、お母さん世代からすると「まぁ、なんて胸元の開いた服なの!」となってしまうのです。これはもう世代と考え方の違いなので、仕方のないこと。


あと、靴もできればヒールの低いものがベスト。
とにかくカジュアルすぎずカジュアルな格好がいいでしょう。

 

手みやげは必須!

恋人はきっと「そんなのいらないよ」と言うでしょう。
でも、その言葉に惑わされないでください。

手みやげは必ず持っていくこと。本当に印象違います。


ここでも恋人から聞いた情報を駆使し、相手の家族が気に入るようなものをチョイスしましょう。
食べ物系のギフトが無難でいいですね。くれぐれもウケ狙いはしないでくださいね。
渡すときは「つまらないものですが…」よりは「この○○、とっても美味しかったので是非」と、お父さん、状況によってはお母さんにお渡ししてください。

謙虚な気持ちは絶対忘れないで

基本的には恋人、そしてその両親のことを立てましょう。
「え?それはないなぁ…」と思っても、うまくプラスに捉え、とにかく謙虚で誠実さを持ってください。
そして、彼のことを褒めてください。
どんな親も、自分の子供を褒められて悪い気はしないものです。

いざ恋人の実家へ出陣!

いよいよ彼のご家族と初対面。


「はじめまして、○○さんとお付き合いさせて頂いております●●と申します、よろしくお願いします」


明るくです、噛んでも緊張していても大丈夫。相手も分かっています。

とにかく明るく笑顔で言ってください。


兄弟の名前は事前に聞いておきましたか?

挨拶のとき、まず顔と名前はその場で一致させましょう。


後は基本的な礼儀を忘れないでください。
特に「靴を揃える」ということを忘れてはいけないと思っています。
靴を脱いで一歩家に入る、その時の動作はものすごく大事。
ご両親は案外、細かい部分も見ていますよ。手でちゃんと揃えてくださいね。

 

 

どうしてもうまくいかない時は

礼儀とか、相手を立てるとか、基本的なことですがきちんとやろうとすると意外に難しい。
特に緊張しているときは、何かしら忘れてしまったりするんです。
あれ言い忘れちゃった、こんなことしちゃった、うまくしゃべれなかった…でも、そんなこと実はどちらでもいいのです。

 

では何が大事か?
それは「しっかりしすぎないこと」です。


料理完璧です、掃除も礼儀も完璧です…実際はそんな人よりも、少し出来の悪いくらいが可愛いんです。
お台所に立ち「あれやりましょうか?あ、これやっときますね」という人よりも、「あの、お母さん、これはどうやってやればいいんですか?やり方教えてください!」という人の方が、会話も生まれ人となりも分かるので可愛いのです。

 


もちろん、その際にも礼儀は必要です。
可愛がられる愛嬌と、程よい隙のある人を少し演じてください。
お父さんは立てる、お母さんには少し甘える、ご兄弟とは仲良くなる…
これが出来れば、結婚後の人間関係は安泰です。

最後に

人間ですから、どんなにうまくやろうとしても相性もありますし、いい時ばかりではありません。
面倒くさいと感じる人も多いと思いますが、親戚付き合いは悪いことばかりじゃありません。
結婚式、出産、転職…良くしておけば、結婚生活で大変な時、きっと力になってくれるはずです。


いつか自分と家族になった時のことを考え、誠心誠意を持った付き合いをしていきましょう。