はさみの切れ味を簡単に復活させる方法!アルミホイル・消しゴム・メラミンスポンジなどでお手入れしよう
日常生活に欠かせないはさみですが、使っていると切れ味が悪くなってしまいますよね。
そうはいっても、そのたびに新しいものを買うのも勿体ないので、切れ味が悪くなったはさみを仕方なく使い続ける人も多いのではないでしょうか?
実は、ものすごく簡単な方法ではさみの切れ味を復活させることができるのです。
今回はその方法を紹介します。
ハサミの切れ味が悪くなる原因のほとんどは、使用しているうちに刃の部分が欠けてしまうことによるものです。
その問題を解決するために役立つものが、アルミホイルです。
アルミホイルを2回位たたみ、たたんだアルミホイルを細長く切っていきます。
これだけで、驚くほどはさみの切れ味が良くなります。
どうして、こんなにも簡単にはさみの切れ味が復活してしまうのでしょうか?
それは、アルミホイルの性質に理由があります。
アルミニウムは金属の中でも、融点(固体から液体に変化する温度)が低く、柔らかい性質を持っています。そのため、はさみで切るだけで溶けてくれてしまうという性質を持っています。
それを利用して、アルミホイルを切ったときの摩擦熱と圧力によって、溶けたアルミニウムが刃にくっつき、刃の欠けた部分を補ってくれるのです。
これにより、切れ味が復活してくれるというわけです。
アルミホイルの代用として、アルミ缶も使用することができます。
アルミ缶を潰して、数回はさみで切るだけで、アルミホイルと同様の効果を得ることができます。
ただし、切ったアルミ缶は怪我の危険性もありますので、十分に注意して行うようにしましょう。
包丁研ぎ器を利用して研ぐのが理想ですが、それよりも簡単なアイテムがありますので、紹介します。
それは、サンドペーパーです。
ヤスリをかけることで、刃が平らになるのではさみの切れ味が復活します。
ただし、研ぐのははさみの外側の部分だけです。
はさみが重なる部分は研がないよう気を付けましょう。
はさみの切れ味が悪くなることのもう理由の一つに、ガムテープなどの粘着性のあるものを切ることで、粘着物質が刃にくっついてしまい切れ味が悪くなることがあります。
その粘着質を取り除くのに役立つのが消しゴムです。
こちらもやり方は本当に簡単です。
はさみを広げ、消しゴムでこすります。そして消しゴムの削りかすを取り除くだけで完成です。
はさみの汚れを取って切れ味を戻す方法です。
粘着質な汚れやこびりついたものも、メラミンスポンジを使えば簡単に復活します。
水を含ませたメラミンスポンジで、はさみの刃部分を磨いて下さい。
コルクにクレンザーを少し付け、刃に沿って円をかくように擦ります。
綺麗に擦った後は水で洗い、水気を拭き取って完全に乾かします。
コルクの成分でさび予防をしてくれますので、切れ味を良くした後に仕上げとして行うと良いでしょう。
驚くほど簡単な方法ではさみの切れ味が復活するということが、お分かり頂けたのではないでしょうか?
切る、磨く、研ぐ、汚れを落とすなど様々なやり方がありますので、その時お家にあるアイテムに合わせて使い分けて下さい。
もし今持っているはさみの切れ味が悪くなってしまった場合、新しいものを買う前に、是非ともこの方法をお試しください。
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