お宮参り(初宮参り)はいつ?費用・衣装・食事など事前準備と当日の流れ

執筆者: たきっち

赤ちゃんが誕生したら、行う行事の一つがお宮参りです。

 

お宮参りとは初宮参り(はつみやまいり)とも呼ばれ、その土地の産土神様に赤ちゃんが無事に生誕したことを報告し、感謝を捧げる行事のことです。


初めての赤ちゃんを育てる人にとっては、ほとんどの人が未経験者であることは間違いないでしょう。
そこで、今回はお宮参りの段取りと当日の流れについてご紹介します。

 

 

お宮参り当日までの準備

まず最初に、お宮参りの当日までにしておくべき準備からです。

 

日取りを決める

基本的に、お宮参りは誕生から1ヶ月くらいを目安に行います。

1ヶ月というと赤ちゃんもまだ小さく、外へ連れ出す事に抵抗を感じる人もいるでしょう。
季節にもよりますが、生まれて3ヶ月くらい経った頃に行う人も多いようです。

時期に関しては特に大きなこだわりをもつ必要はないと思います。

 

ドレスや着物の準備をする

お宮参り当日の赤ちゃんの服装は、ベビードレスです。
なお、神社でのご祈祷の際や写真撮影の場合は、着物を上にかけます。
当日までにしっかりと用意しておきましょう。


無理して購入する必要はないので、レンタルもしくは知り合いに借りるなどしましょう。

 

神社に予約をする

日取りを決めたら、氏神様のいる神社に電話をして予約をします。
予約時に伝える内容は、日時、赤ちゃんの生年月日などです。

 

家族の服を用意

宮参り当日の家族の服装は、フォーマルウェアを着用します。
母親の場合は、母乳をあげたり、赤ちゃんがミルクを吐いたりすることもあるので、着物はできるだけ避けましょう。
スーツやワンピースの方が良いかと思います。

 

写真の予約

当日に写真を撮る場合、神社でのご祈祷にかかる時間を計算して、写真スタジオに予約を入れておきましょう。

大安などの日はスタジオも混雑している可能性が高いので、できるだけ早めに予約をしておいた方が良いです。

 

食事会の予約

お宮参りが終わったあと、お祝いの食事会をする家族も結構多いようです。
神社や写真スタジオの近くのお店を事前に予約しておくと便利です。
赤ちゃんを連れて大人数で行くので、お座敷のあるお店だと便利です。

 

当日の流れ

次に、お宮参り当日の流れを説明します。

 

ドレスを着せる

実を言うと、ベビードレスは赤ちゃんにとってはあまり着心地の良いものではなく、ミルクを吐いてしまうこともあります。

なるべく直前に着せた方が赤ちゃんのためかもしれません。

 

受付を行う

神社に着いたら受付を行います。予約時間の10分前には済ませるようにしましょう。
受付時に初穂料を渡します。金額は神社にもよりますが、5000円くらいのところが多いようです。

 

ご祈祷

神社の指示に従って、ご祈祷をしてもらいます。
神社によっては、玉ぐしを捧げたり両親が参加するところもあるようです。

 

写真撮影

事前に予約した写真スタジオに向かいます。
次の食事会に備えて、撮影を終えたい時間をスタジオに伝えておくと便利です。

食事会

写真撮影が終わったら食事会です。
ゆっくりと家族や親類との食事を楽しみましょう。

おわりに

初めてのお宮参り、準備が結構大変な行事なのです。

せっかくのお子様のお披露目舞台でもありますから、不備がないようスムーズに行いたいものですね。

周囲にお宮参りを済ませた知人などがいたら、話を伺うと良いでしょう。


当日になって慌てることのないよう、事前の準備をしっかりしておきましょうね。