会話が続かない悩みを解消!雑談力を身につけて話を広げる3つのポイント
考動型営業育成トレーナーの竹内慎也です。
私達は、仕事をする際に必ず雑談が入ります。
雑談は、良い雑談であれば会話の潤滑油になり、話がさらに発展するためにも必要なポイントです。
しかし逆に、雑談が盛り上がらずにシーンとしてしまうと、関係を埋めるどころか気まずくなり会話が終わってしまいます。
良い雑談にするための3つのポイントについてご紹介しましょう。
雑談では様々な話を聞きます。
その中で、相手の話が明らかにおかしかったり、間違えていたりするとします。
そのような時でも「否定しない」「いちいち修正しない」ことです。
ビジネスの話なら否定や修正は必要ですが、そうでなければ小さなことにこだわらず、話をしてもらうことが大切です。
さらに「それで?」「それから?」「というと?」と小さな質問を重ねることで、雑談が盛り上がります。
この質問が、実は雑談を盛り上げていくために、欠かせないポイントです。
「話し上手は聞き上手」ですから、相手の話は否定せず受け入れてみましょう。
雑談というのは「一般的には良くある話と、実際に起こったことのギャップが広い」方が、面白い話になります。
要するに意外性が大事です。
なので、単に結果や結論だけを言っても全く面白くありません。
ビジネストークとしては、結果、結論から言うのはセオリーですが、こと雑談においてはそうではなく、一般的に良くある話から入ったほうが良いでしょう。
例えば「昨日、大阪から環状線に乗って、逆方向の天王寺まで行こうと思っていたら、すごい疲れてたから寝てしまって。で、すごく目覚めが良いな、と思って起きたら、まだ京橋だったんだ。良かった安心、と思っていたんだけど、全然天王寺に着かなくて。気が付いたらまた大阪に戻ってしまったんだよ。おかしいなと思ったんだけど、最悪なことに、寝てしまって、ほぼ1周していたんだよ。」という風に、結論は最後に伝えても良いのです。
このような、話のネタになることに気付けるためには、普段から興味や好奇心を持って行動していることと、毎日楽しもうという心構えがあることが大切です。
新しい情報を知ってそれを伝える、自分が体験したことを伝えるという気持ちを持って、普段からネタを仕入れる感覚を持ってみるのが良いでしょう。
私は毎日1つは、何かのネタを仕入れることをしています。
それは、メディアから得る情報もあれば、自分の体験、人から聞いた話など様々です。
そのようなネタを常にストックしておくことで、いざという時の雑談が上手になります。
私はもう1つだけ、習慣を持つようにしています。
それは「笑って貰えたネタをブラッシュアップする」ということです。
もっと良い伝え方はなかったか?
もっと意外性があるように伝えるには、どうしたら良いか?
このようなことを考えているわけです。
こうすることで、話の質も向上し、良い雑談が出来るようになりますよ。
|
|
大学卒業後、DJとして活動するも挫折。1年出遅れ、リフォーム訪問販売会社に入社するが、結果は出ず売れない社員となる。その後、ベンチャー企業への出向や、ECビジネスの新規事業に関わるも挫折し退職。
何もやることのない状態の中、 たまたま家にあった物をネット販売し売れたのをきっかけに、ネットショップ開設、アフィリエイトで月収120万円を達成。しかし半年後、有頂天の反動により急激に売り上げが下がり、断念する。
その後、株式会社インテリジェンスに転職。この時、「絶対にトップセールスになる」と誓い、翌年新人賞を獲得。さらに年間トップセールスに輝き、全国での入賞の常連となる。また、管理職に昇進後は、チーム・グループ単位でも連続入賞するなど個人でなく組織での業績貢献をする。
2009年、個人でセミナー・異業種交流主催団体「ファーストクラス」を会社勤めのかたわらスタートし、1年間で1000名以上を集客する。
2010年退職。フリーで研修講師として「質問力と仮説構築力・行動設計強化」の研修を実施。
2011年、法人営業研修会社「ウィルスキルアソシエイト株式会社」を設立。
代表取締役に就任し、 営業研修・階層別研修・業界特化研修・コンサルティングを開始。毎日講演を目標に、苦労体験から営業、コミュニケーションまで幅広いジャンルを持つ。現在は年間研修150回以上実施。
過去に開かれたセミナーの満足度は累計で98%に達している。
2012年6月に初の著書非エリートの思考法
を出版。若手、中堅、初級管理職の育成も手掛ける
|
|