仕事のストレス改善方法3選!「なくす」より「感じにくくする」がベスト。

執筆者: 竹内慎也 職業: 人材育成のウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役
ストレスを感じにくくしビジネスの生産性を高める方法

こんにちは。考動型営業育成トレーナーの竹内慎也です。


ストレスを感じない人、ストレスを強く感じる人、意識をしたことがない人など様々ですが、今はストレス社会と言われるように、感じる方にはかなり強くストレスを覚えてしまうようです。

 

 

ストレスはあって当然

私は、仕事をする上で、「ストレスゼロ」というのは本来ありえず、多少のストレスを感じる位でないと、高いモチベーションは発揮できない、と思っています。
しかし、ストレスフルが続くというのも、それはそれで問題がありますね。

ですから、「感じにくくする」という事が極めて重要なのです。

方法1 フロー状態に入れるようにする

フロー状態という言葉をお聞きになった事はありますか?


これは、集中している状態のように、完全にのめり込み、活発に仕事をこなしている感覚を覚える状態になります。心理学者のチクセントミハイが提唱したものです。
ある程度仕事に集中すると、何回かその状態が訪れます。

 

「自分はできる」と思い込む

私がよくやる方法は、「自分はできる」と思いこむ事です。
それによって、フロー状態が訪れやすくなり、集中力が高まり、ストレスを感じづらい状態が作れます。

また、フロー状態に入るためには、日々の仕事の計画をきちんと立てて、分からないことを分からないまま放置しないことで、集中力が高まってきます。
このように、フロー状態のスイッチが押されるようにしておきましょう。

方法2 早起きをする

朝起きてから、2時間半ほど経った時に、仕事の集中力は上がってきます。
この集中が早く来た方が、仕事の生産性があがり、フォロー状態に入りやすくなるので、ストレスを感じにくくなります。

ですので、必ずしも早起き(例えば、4時半など)をするわけではありませんが、少なくとも、あなたの業務開始の2時間半前には、起きるようにし、仕事をスムーズにするよう心がけましょう。

ちなみに、始業時間(またはあなたが始めたい仕事時間)と起きる時間の対比です。

 

  • 7時に開始したい…4時半起床
  • 8時に開始したい…5時半起床
  • 9時に開始したい…6時半起床
  • 10時に開始したい…7時半起床

 

 

方法3 昼寝(小休憩)を取る

次に、ストレスを感じた場合は、少し寝るのも有効です。

寝れない方は、小休憩を取るのも1つです。

ただ、これは、時間が長くなりすぎないよう20分以内にしたほうがいいでしょう。


この小さい睡眠を取るだけで、物凄くしんどかったり、ストレスフルな状態もかなりマシになりますね。
また、この小休憩後、フロー状態にも入りやすくなりますので、ストレスを感じにくくできます。

まとめ

基本的には、「メリハリを持って睡眠、休息を取る」ことによって、フロー状態に入れる状況をいかに作り、ストレスを感じにくくするかということに繋がります。

 
 コラムニスト情報
竹内慎也
性別:男性  |   現在地:osaka,japan  |   職業: 人材育成のウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役

大学卒業後、DJとして活動するも挫折。1年出遅れ、リフォーム訪問販売会社に入社するが、結果は出ず売れない社員となる。その後、ベンチャー企業への出向や、ECビジネスの新規事業に関わるも挫折し退職。
何もやることのない状態の中、 たまたま家にあった物をネット販売し売れたのをきっかけに、ネットショップ開設、アフィリエイトで月収120万円を達成。しかし半年後、有頂天の反動により急激に売り上げが下がり、断念する。
その後、株式会社インテリジェンスに転職。この時、「絶対にトップセールスになる」と誓い、翌年新人賞を獲得。さらに年間トップセールスに輝き、全国での入賞の常連となる。また、管理職に昇進後は、チーム・グループ単位でも連続入賞するなど個人でなく組織での業績貢献をする。
2009年、個人でセミナー・異業種交流主催団体「ファーストクラス」を会社勤めのかたわらスタートし、1年間で1000名以上を集客する。
2010年退職。フリーで研修講師として「質問力と仮説構築力・行動設計強化」の研修を実施。
2011年、法人営業研修会社「ウィルスキルアソシエイト株式会社」を設立。
代表取締役に就任し、 営業研修・階層別研修・業界特化研修・コンサルティングを開始。毎日講演を目標に、苦労体験から営業、コミュニケーションまで幅広いジャンルを持つ。現在は年間研修150回以上実施。
過去に開かれたセミナーの満足度は累計で98%に達している。

2012年6月に初の著書非エリートの思考法
を出版。若手、中堅、初級管理職の育成も手掛ける