こんにちは、インテリアデザイナーの ウリュウアキコです。

カフェオレに使われるラテボール。

通常のコーヒーカップのような取っ手はついておらず、両手で持って飲むための大きなサイズのカップです。

また、写真のように縦に腺が入っているので、手が滑らない工夫が施されています。

引用　Anthropologie

パリ在住のフランス人の友人宅に泊った時、朝食にこんな大きなボールにたっぷりのカフェラテを注いでもてなして貰いました。

それ以来、カフェオレはこのボールでなければいけないと思うようになったのです。

カフェオレだけに使われるわけではなく、シリアルを入れることもあります。

しかし、用途はそれだけではありません。

ここでは、アメリカで人気のブランド、アンソロポロジー（Anthropolotie）のウェブサイトから便利な5つの使い方をご紹介します。

写真は全て、Anthropologieから拝借しました。

引用　Anthropologie

アメリカでは引っ越しの際に、日本のようにご近所に手土産を持って挨拶をする習慣はありません。

その代わり、友人や新たにお知り合いになったご近所の方をお招きして「ハウスワーミング (House Warming)」と呼ばれるパーティーを行います。

直訳すると家を暖めるためのパーティー。

つまり人をお招きして、新しい家をそれらしく心地良いものにするための習慣です。

そこでお招きされた側のギフトとして、こちらのラテボールを使ったギフトセットを考えてみましょう。

例えば、ガーデニングをテーマとするなら、お庭に植える小さな苗やガーデニング用の手袋、小さなシャベルを組み合わせれば、昨日まで他人だったとしても印象に残る素敵なギフトになるでしょう。

同じように、もし料理が好きな友人だったらと仮定しましょう。

計量スプーンや色取り取りのティータオルに、レシピカードを組み合わせるというのはどうでしょう。

また、受験勉強中の友人であれば何をあげたいと思いますか？

勉強机に必要なステーショナリーを色々、例えばボールペンやノートに貼るシール、マーカーや眠気覚ましのペパーミントを入れて、励ましのエールを送りたいですね。

「テーマを定めてこのボールの容量に入る物」と設定し、想像力を働かせれば、無限大のアイディアが浮かびます。

引用　Anthropologie

このラテボールに相応しい花のタイプが、こちらの写真です。

小さな花やグリーンを組み合わせ、アクセントにいくつかの大きめな花を加えます。

ここでは3色、3種類の草花が、大きさや色などのバランス良く使われています。

お花は茎が見えないように低く、そしてラテボールの縁から全体的に少しはみ出るように、丸く活けるのが綺麗に見えるコツです。