カクテル通になるなら知っておくべき!意味と種類、基本の道具を紹介 (1/2)
こんにちは、カクテル評論家の伊藤 誠です。
ビール、焼酎、日本酒、ウイスキーなどと並んで、よく飲まれるカクテル。
皆さん、知っているようで、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。
今回はカクテルの種類や技法などをご紹介していきたいと思います。
英語ではCocktail、直訳すると「おんどりの尾」の意味。
語源は諸説ありますが、ここでは、その紹介は置いておきましょう。
そもそも、カクテルとは何なのか。
簡潔な説明では、ミックス・ドリンクということになります。
要は、違う物を混ぜた飲み物です。
アルコールの有無に限らず、混ざっていればカクテルです。
アルコールが入っていないノンアルコールカクテルもあり、最近では、モクテルとも言います。
mock=偽の、とcocktailを合わせた造語です。
また、ミックス・ドリンクは、ショート・ドリンクとロング・ドリンクに分類されます。
ここでは、これらをショートカクテル、ロングカクテルとして使います。
ショートカクテルとロングカクテルとは、カクテルの提供スタイルです。
ショートカクテルは、アルコール度数の高い物が多く、一般的にカクテルグラスで提供されます。
グラスに氷を入れないので、温度が上がりやすく、短い時間で飲むことがお勧め。
時間が経つと、味も変わってしまいます。
ショートカクテルで有名なのが、マティーニ、マンハッタン、ギムレットなどです。
ロングカクテルは、アルコール度数が比較的低めで、タンブラーやロックグラス等で提供されます。
通常、氷も入っており、長い時間冷えていますので、ゆっくりと飲む場合にお勧めです。
ただし、氷が溶けると自然と水っぽくなるので、ご注意を。
有名なのが、ジントニック、ファジーネーブル、カンパリソーダなど。
フローズンカクテルとホットカクテルも、カクテルの提供スタイルになります。
フローズンカクテルは、クラッシュドアイス(砕いた氷)とカクテルの材料を、ミキサーで撹拌。
シャーベットのようなカクテルです。
夏向きのカクテルとして人気があります。
フローズンマルガリータ、フローズンダイキリなどが有名ですね。
ホットカクテルは、その名の通り、温かいカクテル。
冬向きのカクテルです。
カクテルをそのまま温めたり、お湯や牛乳等の加える材料を温め、ベースのお酒に混ぜて作ります。
ウイスキートディー、ホットバタードラムなどがあります。
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