カクテル通になるなら知っておくべき!意味と種類、基本の道具を紹介 (2/2)

執筆者: 伊藤 誠 職業:カクテル評論家

シェイクとステア

シェイクとステアは、カクテルを提供する技法です。

の他の技法もありますが、今回はこの2つをご紹介します。


シェイク

シェイクとは、一般的なカクテルの作り方。

カクテルを作る際に、氷と材料を入れたシェイカーを振る技法です。

シェイカーの種類は色々とありますが、多くは、3ピースのシェイカーが使われます。



急速に冷やしたり、気泡を含ませて、まろやかな口当たりにする場合などに用いられる技法です。

また、ここではご紹介しませんが、シェイカーには他の種類もあるのですよ。


ステア

ステアとは、ミキシンググラスという大きめのグラスに、氷と材料を入れ、バースプーンで撹拌する技法です。

グラスに注ぐ時には、氷が落ちないよう、ストレーナーを被せて液体のみ注ぎます。



シェイクと違って気泡がはいらないため、ストレートにお酒・材料の味が伝わります。

また、常温や冷蔵の材料を冷やす、冷凍の材料を適温に戻す、という使われ方もあるのです。

 

おわりに

今回は、カクテルの、提供スタイルの種類とそれぞれの代表的なメニュー、基本的な技法と道具をご紹介しました。

 

次回からは、実際のレシピなどもご紹介していきます。

 

 
 コラムニスト情報
伊藤 誠
性別:男性  |   職業:カクテル評論家

NPO法人「カクテル・コミュニケーション・ソサエティ」(C.C.S.)の一般メンバーです。
カクテル作りを楽しむブログ「ホームカクテル」を主催。自宅でカクテル作りを楽しもう!ということで「ホームカクテル」というネーミングのブログにしています。
カクテルを作る道具や副材料、お酒、自分で実際に作ったカクテル、その他、バーに関する本や実際のバーも紹介しています。これまで紹介したバーは200店。(2014年11月現在)