スペインでのチップの渡し方と相場額!シチュエーション別のスマートな支払い方 (2/2)

執筆者: 盛 千夏 職業:留学エージェント&スペイン語学校のコミュニティ・マネージャー

高級なレストラン

スペインではミシュランの星付きレストランをはじめとする、素敵なレストランがたくさんあります。

こういった場所では、ワインやメニューを選ぶ際に、サービス係やソムリエに色々と相談してもらうことも多々あります。

 

何度も言うように、チップはサービスや料理が気に入ったら置くものですが、良くしてもらった場合はケチらずに、1人最低1.5ユーロは置きましょう。
2人の場合でも、素晴らしかったという気持ちを伝えたいならば、5ユーロ札を1枚置くとスマートです。 


チップの効用

旅行者としてスペインを訪れても、同じ都市に何日か滞在すれば、にわかでも良いから常連になりたいと思わせてくれるバルやレストランがあります。

そういう時は、お会計時にチップを少し気前良く置きましょう。


接客業の人も人間なので、気持ち多めにチップを置けば、アジア人は目立つので、きっと覚えていてくれます。

次回訪問時には「また来てくれたんだね!」と、温かく迎えてくれることは間違いなしです。


そしてチップも大事ですが、「Muchas gracias」(ムーチャス・グラシアス、どうもありがとう)という言葉も一言添えて下さいね。

 

おわりに

ちなみに、スペインで接客業をしている人達の間で「気前の良い国民」というのは、ドイツ人、イギリス人、アメリカ人。

「気前の悪い国民」というのはイタリア人、フランス人、そして日本人も入るそうです。


チップは、慣れてしまえば大したことのない習慣です。

郷に入っては郷に従えで、柔軟に対応して下さい。

 
 コラムニスト情報
盛 千夏
性別:女性  |   現在地:スペイン、バレンシア  |   職業:留学エージェント&スペイン語学校のコミュニティ・マネージャー

スペイン在住14年目(バルセロナ4年、バレンシア10年)。

留学生としてバレンシアでスペイン語を勉強中に、バルセロナの医療系出版社で仕事を見つけ、運良く労働許可をゲット。
現在は古巣バレンシアに戻り、スペイン語学校のコミュニティ・マネージャーのかたわら、留学エージェントとして活動。

私生活は、スペイン人パートナーと猫2匹の気ままな大人生活をエンジョイ中。

運営サイト
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