チーズの種類と特徴一覧(ナチュラルチーズ・プロセスチーズ)。カビや熟成の仕方の違いも紹介 (2/2)

チーズの種類は「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」に分類できます。それぞれの特徴や食べ方、有名なチーズの名前を学んでいきましょう。

執筆者: ミミ 職業:フードアナリスト、jr野菜ソムリエ
カマンベールとブルーチーズの違い

カビの種類の他に、熟成の仕方にも違いがあります。


白カビを使うカマンベールは、表面から熟成。

青カビを使うブルーチーズは、内部から熟成します。

 

その理由は、製法の違い。

 

白カビチーズは、チーズの表面に白カビを植え付けると、カビがタンパク質を分解して、内部が熟成していきます。

 


それに対し、青カビチーズは、固めて水分を切った乳の固まりに青カビをまぶします。

そうすると、チーズ内部の隙間に青カビが繁殖して熟成していきます。

 

 

実際に断面をみると、その熟成過程の違いを感じることができますね。

おわりに

身近にあるチーズですが、その種類や特徴を知って食べることで、食卓での会話も弾み、より深く味わえるのではないでしょうか。

また、同じ名前のチーズでも、生産される条件によって味が変わるため、食べ比べを楽しめます。

まさにこれが、チーズの醍醐味でもあります。

 

この時期は、店頭でも多種類のチーズが並んでいます。
お気に入りの一品を見つけるベストシーズン。

一緒に、チーズを楽しみましょう。

 
 コラムニスト情報
ミミ
性別:女性  |   職業:フードアナリスト、jr野菜ソムリエ

普段は食品会社に勤務しながら、レストラン接客スタッフとしても活動。
そのほかにフリーライターとして、北海道野菜の魅力を伝えるジュニア野菜ソムリエとしての取材・告知活動、食の情報を解説する専門家「フードアナリスト(協会本部広報委員)」としても、様々な媒体を通じて食トレンド情報を発信中