疲労回復やアンチエイジングに!カリフラワーの選び方・ゆで方・保存方法
こんにちは、野菜ソムリエの我妻飛鳥です。
カリフラワーはアブラナ科アブラナ属、キャベツの仲間で花のように見える、花蕾部分を食用とします。
元々はブロッコリーが突然変異で白化したものだといわれています。
旬は秋から翌年の春先までで、秋から冬までが特に美味しいのだとか。
冷涼な気候を好む野菜で、夏場は傷みやすく変色してしまうこともあるので注意が必要です。
全体的に丸く、白いもの、ぎっしりつまって盛り上がり、ずっしり重いものが良質です。
茶色く変色したり、斑点が出たりしているものは鮮度が落ちてしまっている可能性があります。
なるべく早く食べきるのが好ましいですが、保存するならラップに包んで冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
小房に分け、固めに茹でて冷凍保存も可能です。
また、茹でる時に小麦粉を水で溶いたものを茹で湯に加えるとふっくら仕上がり、レモンや酢を茹で湯に加えると、白く綺麗に茹で上がります。
あくが強く、茹でてから調理するのが一般的ですが、欧米ではサラダ野菜として生食するのもポピュラーなのだそうです。
白やオレンジ、紫など、カラフルなものを使用すれば、さらに美しいサラダになりそうですね。
茹でても生でも、カラフルカリフラワーはマリネやピクルスに、とても色鮮やかです。
私の一番のお気に入りは、固めに茹でてマヨネーズと醤油でいただく食べ方です。
歯ごたえも良くて箸が進みます。
また、生食と聞いてからスムージーに入れて飲んだりもしています。
バナナやリンゴ・レモンと合わせて、こちらもくせがなくて美味しくいただけます。
カリフラワーはビタミンCが豊富で、加熱しても損失しにくいのが特徴。
ビタミンCは疲労回復や老化防止に効果的。
ビタミンCと老化は密接に関わっているとの研究結果も数多くあります。
老化はもちろんですが、美肌のためにも女性は特に積極的に摂りたい栄養素です。
また、糖質の代謝、エネルギー代謝には必要不可欠なビタミンB1、B2も多く含みます。
食物繊維はキャベツより多く含んでいます。
カリフラワーの一種で、近頃はスーパーでも見かけるようになってきたユニークな形の「ロマネスコ」。
カリフラワー好きの私ですが、特にお勧めの品種はこのロマネスコです。
イタリア伝統品種で「うずまき」「さんごしょう」などの別名もあります。
何といっても見た目が美しい。
初めて見たときはそのオブジェのような美しさに見惚れてしまいました。
触感もホクホク、甘みもあり、見て美味しい・食べて美味しいお野菜です。
「世界一美しい野菜」と言われるのも納得です。
くるくる渦巻き型の尖がりロマネスコ、見かけたらぜひ試してみて下さいね。
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