「ルーチン(ルーティン)」で緊張をほぐす!スポーツ選手が持つバランススイッチとは

執筆者: 衣川竜也 職業:メンタルトレーナー/心理カウンセラー
はじめに

こんにちは、メンタルトレーナーの衣川竜也です。
前回はインタラクティブ・メトロノームというシステムを使ったメンタルトレーニングを紹介しました。

その中で、人間の脳は、周囲の情報にタイミングを合わせて行動をしているといった内容を書きました。


今回は、タイミングを調整して集中力を高める方法について書きたいと思います。

 

ルーティンの大切さ

スポーツに関心のある方であれば、一度はルーティンという言葉を聴いたことがあると思います。

メジャーリーガーのイチロー選手が、ルーティンを大切にしている話は有名ですよね。

イチロー選手は、このルーティンを徹底して行っている選手の一人だと思います。

 

では、なぜルーティンが大切なのかというと、それは決められた行動を行うことで、自分の心身のリズムをいつも通りに整えることが出来るからです。

 

例えば、バッターボックスに入る前、その前の行動から決められた行動を行うことで、脳と体がいつも通りということを感じて、集中力が高まったり、筋肉が良い緊張状態になったりするのです。


 

心と体を戦う状態にコントロールする

人間の体の働きには、自分が意識してコントロール出来ないものがあるのですが、ルーティンが必要なのは、コントロール出来ない体の働きを遠隔的にコントロール出来る手段であるからだと思っています。

行動をコントロールすることで、その行動に反応して整えられていく体の働きがあります。


例えば、意識的に呼吸を整えると自然と気持ちも落ち着いてくるというのもその一つです。

呼吸はもちろん、練習や試合前の行動というものは、自分でコントロールすることが出来るので、その行動パターンを確立することで、心と体を戦うための状態に切り替えやすくなります。


恐らく、いつも集中力が高い選手は、ルーティンという言葉は意識していなくても、自分の感覚で心と体を戦得る状態に持っていくパターンを持っていて、いつの間にか日常的に行えるようになっているのだと思います。

 

いつも通りの戦える状態の質を高めることも大切

心と体を戦闘態勢に切り替える方法として、ルーティンを取り入れることをお勧めしたいのですが、一つだけ知っておいていただきたいことがあります。

それは、最初は上手くいかなくても継続することが大切だということです。
ルーティンが、決められた行動を行うことで心と体を戦う状態に切り替えていく手段であるため、いつも通りという状態がどの程度かで、心と体を高められる限界値が決まってきます。

ルーティンを習慣化するのと同時に、いつも通りの戦える状態の質を上げていくということも忘れずに取り組んでいただけると、相乗効果が生まれ試合の時により質の高い状態で臨めると思います。

 

おわりに

次回は、ルーティンに関連する脳の仕組みについて書きたいと思います。  

 

 
 コラムニスト情報
衣川竜也
性別:男性  |   現在地:大阪市  |   職業:メンタルトレーナー/心理カウンセラー

大阪を拠点に活動しているメンタルトレーナーです。
主にアスリート、経営者、起業家のメンタルサポートやコンサルティングを行っています。
スポーツでの勝負、ビジネスでの決断や人間関係、マーケティングなど、全て人の心理が反映されます。
しかし、心理的な成長の取り組み、心理的な戦略はどうしても疎かになってしまいます。
私はメンタルトレーナーとして心理面からの個人や企業の成長と目的達成をサポートさせていただきます。
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