第一印象UP!電話で自信が持てる「いい声」トレーニングと話し方 (1/2)

執筆者: 安 紗弥香 職業:社会保険労務士、コミュニケーション・トレーナー
はじめに

こんにちは、コミュニケーショントレーナー、社会保険労務士の安紗弥香です。


あなたは、自分の「声」に関心を持ったことはありますか。

この声、実は第一印象とも大きく関係しており、少し意識をするだけで、あっという間にその他大勢から一歩抜きん出る可能性を秘めています。

今回は、声から第一印象を良くする方法を見ていきます。

 

良い声とは

電話で話をしたり、対面で挨拶をする時、相手の声を「良い声」だな、と感じた経験があるのでは。

良い声の判断基準は人それぞれですが、そう思われる方には共通点があります。


の印象は、心地良い、癒されると言った感情を相手に持たせ、仕事ができそう、頼りになりそう、といった印象にも繋がるのです。


 

初めて話す相手の場合、対面なら見た目の印象でカバーできますが、電話においては、声や話し方だけで判断されることになります。

もしその際に、あなたの声が、相手にとって不快なキンキン声や、蚊の鳴くような声であったらどうでしょうか。

 

いつの間にか、相手があなたに持つ第一印象が悪くなってしまうでしょう。

でも、ご安心ください。

良い声は、誰にでも作れるのです。

 

良い声の共通要素

それでは、良い声を作る共通要素について見ていきましょう。

体格などの個人差はありますが、意識をすれば変えられる部分に絞って、4つにまとめました。

 

その1:姿勢

姿勢が悪いと、声を出し難くなります。

前かがみになると肩に力が入り過ぎてしまいますし、逆に反り過ぎてもNG。

胸をほんの少し張ってみましょう。

 

その2:呼吸

「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2つがあります。

胸式呼吸とは、無意識に行っている呼吸で、息を吸うと胸が横に広がります。

これに対して腹式呼吸は、寝ている時やあくびの瞬間など、リラックスしている状態で行われます。

 

横になり、おへその少し下に手を当てて、呼吸をしてみましょう。

手を当てた部分が膨らんだり、へこんだりすることに気付きますか。

これが、腹式呼吸です。

 

 
 コラムニスト情報
安 紗弥香
性別:女性  |   職業:社会保険労務士、コミュニケーション・トレーナー

経営・人事コンサルティング Office38 代表
社会保険労務士法人プレミアパートナーズ 副代表

ディズニーで5年間、最高の接客と人材育成を経験した後、CVSチェーン本部へ転職。7年間、4,000人超の社員、加盟オーナーの研修に携わる。その中で、店舗の職場環境向上と労務管理支援に活路を見出し、2012年、社会保険労務士登録、翌年独立。労務管理、採用支援、スタッフ育成研修と幅広いサポートには定評がある。

主な著書に「Q&Aでわかる 小売業店舗経営の極意と労務管理・人材育成・事業承継」(日本法令)がある。