体幹と精神を鍛える!体を柔らかくする、簡単ヨガストレッチポーズ
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
体が柔らかい人が、楽しむ専売特許のように思われがちなヨガ・ピラティス。
最近ではスポーツ選手が、トレーニングに取り入れていることでも注目されていますね。
しかしスポーツ選手も、体が柔らかい人ばかりではありません。彼らがヨガやピラティスを取り入れるのには、理由があります。
- 試合など、緊張を強いられる局面でも、適度にリラックスした平常心と集中力を保つ為
- 疲れにくく合理的な体の動かし方ができる為
- 体幹を鍛える為
ヨガ・ピラティスは、スポーツのパフォーマンスを格段に上げてくれるのです。
それには、体の硬い柔らかいはそこまで必要としません。
スポーツに限らず、ヨガ・ピラティスは日常生活を送る体を快適に、タフに、美しくしなやかにしてくれます。気軽に始められそうな気がしてきませんか?
今回は、簡単なことで体は柔らかくなるということを実感できる、ヨガ・ピラティスの体ほぐしの方法をご紹介いたします。
- 立って前屈をして、「両手がどこまで下へ行くか」、「もも裏や背中窓の突っ張り具合はどうか」とチェックをしてみましょう。
- 青竹踏みやゴルフボール等踏んで、転がしてみましょう。
踏めるものが何もない場合は、座って足裏をマッサージしましょう。
- 再び立って、前屈ストレッチをしてみます。
マッサージをする前よりも手が下へ行き、もも裏や背中の突っ張りが和らぎ、ストレッチが楽に感じられませんか?
足裏の筋肉は、アキレス腱-ふくらはぎ-もも裏-お尻-背中-肩-首の後ろ-後頭部-おでことつながりが深いため、足裏をマッサージして柔らかくすると、ふくらはぎやももなども柔らかくなって、前屈がしやすくなるという仕組みです。
- 両腕をバンザイしてみましょう。腕の上がりやすさや突っ張り具合を覚えておきましょう。
- 両手のこぶしの関節で、右側のあばら骨を縦にゴリゴリと刺激をして、マッサージをしましょう。
- 再度、両腕をバンザイしてみましょう。
マッサージをした右側の体側がほぐれた結果、腕が高く上がるようになっていませんか?
- 左側の肋骨マッサージも、右側同様に行いましょう。
- 床に座って両足を投げ出し、両足首を大きくゆっくりと回してみましょう。
膝頭も向きが変わって動いたり、ももの付け根から向きが変わって動きませんか?
膝やももが動くということは、根元の股関節の中で脚の骨が、クルクルとスムーズに回っている証拠なんです。
- 床に座って両脚を開いて投げ出し、骨盤をクルクルと回すように動かしてみましょう。
骨盤が動くということは、相対的に股関節の中で脚の骨がクルクルとスムーズに回っています。
これらの動きで、股関節の緊張や硬さをほぐすことができます。
- 長座で座って、両手を肩幅より少し広い幅でお尻の後ろの床につきます。
- 肩の力を抜いて首を引っ込めたりしてみましょう。
- 両手で床を押して肩を下げたりしてみましょう。
- 重心を左右に移動させてみましょう。
腕や肩(肩甲骨)の位置は変わっていませんが、背骨が上下左右に動くので、肩や首から背骨をつなぐ筋肉がストレッチされて、ほぐれます。
体を柔らかくすることは、意外と簡単にできることを実感して頂けたでしょうか。
皆さんが、気軽に楽しくヨガ・ピラティスに取り組むきっかけになれば嬉しいです。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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