こんにちは、グラヴィティヨガインストラクターの坂井晃子です。
今回は、ご自宅で簡単にリラックス&リフレッシュできるグラヴィティヨガを紹介します。
『グラヴィティヨガ』と聞いてもピンとこない方でも、藤本美貴さんやスザンヌさんが資格を取られたヨガだと聞くと、「あのクッションを使ってするヨガのこと?」と言ってくださいます。
あの「らくやせヨガ」が、グラヴィティヨガなのです。
「グラヴィティヨガ=痩せるヨガ」という部分だけをクローズアップせずに、もっと深い部分でグラヴィティヨガの良さを知ってもらえたら嬉しいです。
グラヴィティヨガの特徴である、アングルドボルスターやベルトを使うことで、無理なくポーズキープが出来るので、初めての方や身体が硬い方でも安心して続けられます。
続けられるからこそ、少しずつ身体が変わっていく、心の持ちようが変わっていき、本来あるべき健康な状態に近づいていくのです。
画像提供:グラヴィティヨガ協会
グラヴィティヨガといえば、アングルドボルスターです。
ご自宅に準備できればもちろん良いのですが、なければ身近な代用品で作ってしまいましょう。
<画像提供:グラヴィティヨガ協会>
バスタオルが大変なら、傾斜は作れませんが、座布団を丸める方法もあります。
長さにして、50センチから70センチほど、クッションの高さ(直径)は20センチくらいが理想です。
それではいよいよ、グラヴィティヨガに挑戦してみましょう。
ヨガマットがあれば、準備してください。
なければ畳や絨毯の上に、大き目のバスタオルを敷きましょう。
硬すぎる床、柔らかすぎるベッドの上はお勧めできません。
まずは両膝立ちの姿勢になりましょう。
この時、膝からの延長線上の位置に足首・踵を置き、足首つま先を真っすぐに向けて伸ばしておきます。
ボルスターの傾斜の部分ではなく、平衡の部分をふくらはぎに乗せて、太ももの裏にピッタリと寄せておきます。
お尻の骨(坐骨)を、踵の上に乗せる気持ちで座っていくと良いでしょう。
ふくらはぎに痛みを感じる場合は無理をしないでください。
指先でボルスターを軽く押して、身体を少し持ち上げてみましょう。
又は、ボルスターの位置を踵の方へ少しずらしてあげると、楽になります。
画像提供:グラヴィティヨガ協会
ポーズキープ中の呼吸で、できるだけリラックスするよう心掛けましょう。
一呼吸おいて目を開けるか、バランスに不安がなければ目を閉じたままゆっくりと腰を上げましょう。
今、まさに血行が促進され、下半身へと新鮮な血液が行き渡っている状態です。
1~3は、上記と同じ方法で行います。
今度は少し、上体を動かしていきます。
右足の足裏の血液の流れを感じてみましょう。
ボルスターを左手で上から軽く押してあげながら重心移動すると、身体のバランスを保ちやすくなります。
画像提供:グラヴィティヨガ協会
今度は、左足の足裏の血液の流れを感じ取ってみましょう。
画像提供:グラヴィティヨガ協会
穏やかな呼吸を行いながら、ご自身のペースで動いてみましょう。
自然に身体の動きが止まる場所で、動きを止めて、大きく一呼吸おいてください。
目を開けるか、目を閉じた状態でゆっくりと腰を上げて、自然な呼吸に戻します。
リラックスできる体制に座り、ゆったりと穏やかな呼吸で、心と身体を落ちつけていきます。
- 足のむくみを取る
- 血行を促進し冷えを改善する
毛細血管の隅々まで、たっぷりと酸素を含んだ新鮮な血液を行き渡らせることで、下半身を中心にとてもスッキリとするポーズです。
ポーズキープが長くなり過ぎないように、気をつけてくださいね。
心と身体の疲れを、ほっと癒してくれるグラヴィティヨガのポーズ集でした。
簡単なので、是非やってみてくださいね。
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