お家de簡単グラヴィティヨガとは?

こんにちは、グラヴィティヨガインストラクターの坂井晃子です。

 今回は、ご自宅で簡単にリラックス&リフレッシュできるグラヴィティヨガを紹介します。

 

『藤本美貴のらくやせヨガ 3ケ月で-14キロ』の本で、一躍話題に!

『グラヴィティヨガ』と聞いてもピンとこない方でも、藤本美貴さんやスザンヌさんが資格を取られたヨガだと聞くと、「あのクッションを使ってするヨガのこと?」と言ってくださいます。


あの「らくやせヨガ」が、グラヴィティヨガなのです。

 

グラヴィティヨガの一番の魅力は、リラックスできること

「グラヴィティヨガ=痩せるヨガ」という部分だけをクローズアップせずに、もっと深い部分でグラヴィティヨガの良さを知ってもらえたら嬉しいです。

 

無理なく心地よくポーズキープが出来る

グラヴィティヨガの特徴である、アングルドボルスターやベルトを使うことで、無理なくポーズキープが出来るので、初めての方や身体が硬い方でも安心して続けられます。


続けられるからこそ、少しずつ身体が変わっていく、心の持ちようが変わっていき、本来あるべき健康な状態に近づいていくのです。

 

画像提供:グラヴィティヨガ協会

 

バスタオル3枚でOK!「ボルスター(ヨガ枕)」の作り方

グラヴィティヨガといえば、アングルドボルスターです。
ご自宅に準備できればもちろん良いのですが、なければ身近な代用品で作ってしまいましょう。

 

<画像提供:グラヴィティヨガ協会>

 

座布団を丸める方法も。柔らかすぎず、クッション性の高いものがお勧め

バスタオルが大変なら、傾斜は作れませんが、座布団を丸める方法もあります。

長さにして、50センチから70センチほど、クッションの高さ(直径)は20センチくらいが理想です。

 

それではいよいよ、グラヴィティヨガに挑戦してみましょう。

 

下半身のむくみを解消! レッグマッサージ初級編

ヨガマットがあれば、準備してください。
なければ畳や絨毯の上に、大き目のバスタオルを敷きましょう。


硬すぎる床、柔らかすぎるベッドの上はお勧めできません。

 

1. 骨盤の幅で両膝立ちになる

まずは両膝立ちの姿勢になりましょう。

この時、膝からの延長線上の位置に足首・踵を置き、足首つま先を真っすぐに向けて伸ばしておきます。

2. ボルスターをふくらはぎに乗せる

ボルスターの傾斜の部分ではなく、平衡の部分をふくらはぎに乗せて、太ももの裏にピッタリと寄せておきます。

 

3. 鼻からゆっくりと息を吸い、ゆったりと吐きながらボルスターの上にお尻を下ろす

お尻の骨(坐骨)を、踵の上に乗せる気持ちで座っていくと良いでしょう。

ふくらはぎに痛みを感じる場合は無理をしないでください。


指先でボルスターを軽く押して、身体を少し持ち上げてみましょう。
又は、ボルスターの位置を踵の方へ少しずらしてあげると、楽になります。

画像提供:グラヴィティヨガ協会

 

4. 目を閉じながら、5~7呼吸ほどポーズキープ

ポーズキープ中の呼吸で、できるだけリラックスするよう心掛けましょう。

5. ゆっくりと腰を上げて、両膝立ちの状態に戻る

一呼吸おいて目を開けるか、バランスに不安がなければ目を閉じたままゆっくりと腰を上げましょう。

 

6. 足の裏にザーッと流れる血液を感じ取る

今、まさに血行が促進され、下半身へと新鮮な血液が行き渡っている状態です。

 

冷えも改善!レッグマッサージ応用編

1~3は、上記と同じ方法で行います。

今度は少し、上体を動かしていきます。

 

4. 鼻からゆっくりと息を吸い、吐く息で身体の重心を左へ移動させる

右足の足裏の血液の流れを感じてみましょう。

ボルスターを左手で上から軽く押してあげながら重心移動すると、身体のバランスを保ちやすくなります。

 

画像提供:グラヴィティヨガ協会

 

5. もう一度、鼻からゆっくりと息を吸い直し、吐く息では右側へと重心を移動させる

今度は、左足の足裏の血液の流れを感じ取ってみましょう。

 

画像提供:グラヴィティヨガ協会

 

6. 左右への重心移動を5往復ほど繰り返し、ふくらはぎをマッサージする

穏やかな呼吸を行いながら、ご自身のペースで動いてみましょう。 

 

7. 左右の動きを、少しずつ小さくしていく

自然に身体の動きが止まる場所で、動きを止めて、大きく一呼吸おいてください。

 

8. 両膝立ちの状態へと戻る

目を開けるか、目を閉じた状態でゆっくりと腰を上げて、自然な呼吸に戻します。 

 

9. 楽な姿勢で座り直す

リラックスできる体制に座り、ゆったりと穏やかな呼吸で、心と身体を落ちつけていきます。

 

レッグマッサージの効果と注意点
  1. 足のむくみを取る
  2. 血行を促進し冷えを改善する


毛細血管の隅々まで、たっぷりと酸素を含んだ新鮮な血液を行き渡らせることで、下半身を中心にとてもスッキリとするポーズです。

左右の移動は5往復程度、静止状態でのふくらはぎへの加圧は5~7呼吸が目安です。
ポーズキープが長くなり過ぎないように、気をつけてくださいね。

 

おわりに

心と身体の疲れを、ほっと癒してくれるグラヴィティヨガのポーズ集でした。

簡単なので、是非やってみてくださいね。

このコラムに関するタグ

この記事を書いたコラムニスト

美容 / 健康管理 / スポーツ
LATTE BEAUTYに関しての機能要望・ご意見はこちらからどうぞ