球根を置くだけの簡単ガーデニング♪インテリアにもなる「転がし栽培」の育て方
夏植え秋咲き球根の魅力と、転がし栽培のお洒落アレンジ
まだまだ暑い日が続く残暑の夏。
本格的なガーデニングは今しばらくの辛抱が必要ですが、そろそろガーデニング熱がウズウズして来る頃でもありますね。
そこで、ウォーミングアップの意味も込めて、「秋咲き球根」を使った簡単ガーデニングを始めてみませんか?
秋の開花を思い描きながら、アウトドアでもインドアでもできる、球根ガーデニングをぜひ楽しんでください。
「秋咲き球根」とは、8月中旬から9月中旬頃までに植えると、9月~11月頃に花を咲かせる種のことです。
いよいよ夏本番という頃、ヒガンバナ科・アヤメ科・ユリ科等、多くの種類が店頭に並び始めます。
冬に植えるチューリップやヒヤシンス等に比べると、開花までの時間が短く、さらに、葉が出るより先に花が咲く等、春咲き球根とは違うプロセスを楽しむことができます。
左から 八重咲きコルチカム(ウォーターリリー)・リコリス(スプレンゲリア)・サフラン
リコリスは、鉢または庭植えにすると良いでしょう。
深植えしなくてもよいので、隙間を見つけて植えこめば、あっという間に作業が終わります。
お盆過ぎから9月中旬頃までに植えると、10月頃には開花見ることが出来ます。
開花にあたっては先ず茎が伸び花が咲き、後から葉が出始めるという展開になります。
白・赤・オレンジ・ピンクなど色幅も広く、一つの茎にいくつもの花が咲くため、複数植えこむと大変華やかになりなります。
コルチカムやサフランなどの球根は、土や水が無くても、球根に蓄えた栄養や水分だけで花を咲かせられる性質があります。
根も出ないので、エアプランツの様に、コロンと置くだけの栽培方法です。
「ただ転がしておくだけで良い」と言われても、初心者は戸惑ってしまいますね。
転がして置くだけでは不安定ですし、味気ないので、ビン・かご・お皿・空き缶等を利用して、ナチュラルな雰囲気を演出してみました。
チョコレートの入っていた小さな缶の中に、そのまま入れただけで、こんなに可愛くなります。
プチプラなバードゲージと英字新聞、エアプランツと小さな雑貨で、小さなジオラマ作品の完成です。
アイアンのカゴにサフラン・八重咲きコルチカムを入れ、隙間にクルミの殻を敷き詰めました。
エアプランツや多肉と同居させると、花の無い時期でも十分に楽しめます。
コロコロと転がらないようにだけ気を付ければOKです。
お好みの雰囲気をプラスして、楽しんでください。
特に明るい窓辺で無くても花は咲きますが、直射日光(紫外線)に当ててあげると、花の発色がより濃くなります。
紫外線を浴びる量が減ると白っぽい花色になる様ですので、お好みで調整してみてください。
一度限りの栽培でもOKですが、花後すぐに土に植えると、肥料や光合成で球根が充実し、翌年も楽しめます。
そのまま植えっぱなしでも花を楽しめますし、葉が枯れた頃に球根を掘り上げて、再度「転がし栽培」を楽しむことも出来ます。
環境や球根によっては、花が咲かない等のハプニングもあります。
そんな時は、翌年の開花の為に、土に植てあげると良いでしょう。
自然相手の事なので、どうかおおらかに受け止めてあげてください。
無事に咲いて貰うためにも、状態の良い球根を選びたいものです。
秋に咲く花を思い描き、もうすぐやって来る新しい季節を感じて頂けると幸いです。
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狭い玄関先&駐車場の庭を日夜開拓する
玄関先ガーデナー haizi と申します
ブログ「ハイジの玄関先ガーデン」では、
ガーデニングはもちろん、旅行や家族とのヘナチョコな日常を綴っております
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寄せ植え等のその後は、ブログにて公開中です!
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