ガーデニングを1年中楽しむ!多年草・宿根草・一年草を組み合わせた「四季の庭」の作り方 (1/2)
多年草・宿根草・一年草のお花や植物を植えて、一年中ガーデニングを楽しみませんか?「四季の庭」の作り方を紹介します。
春夏秋冬、四季折々の花の咲く庭は、ガーデナー達にとって永遠の目標です。
一見難しそうですが、ちょっとした基本の知識とアイデアを使えば、ベランダガーデンでも夢ではありません。
更にそれは、広いスペースでのガーデニング作業を少し楽にしてくれるかもしれません。
初心者でも出来る、花の絶えない庭を目指してお庭改革をしてみませんか?
先ず重要なのは、基本的な花のタイプです。
覚えやすくおおまかに説明すると「多年草」・「宿根草(しゅっこんそう)」・「一年草」の3タイプに分けられます。
四季を通して枯れること無く、2年以上成長を続けられる植物
- アスター・イベリス・ガザニア・ヒューケラ・なでしこ等
多年草の中に分類され、花後に地上部が枯れて消えてしまい、地下の根で越冬 or 夏越しをする植物
- フロックス・チョコレートコスモス・一部のクレマチス等(ここでは球根も入れます)
基本的にワンシーズンで枯れてしまう植物
- 朝顔・パンジー・ビオラ・ペチュニア・マツバギク等
東西南北に長い日本列島は地域で気候の差が大きいため、多年草を1年草として表記したり、宿根しないで越冬出来たり(多年草状態)もします。
植物の扱いは、お住まいの地域ごとに差が生じます。
多年草と宿根草ばかりが集まると、季節に寄っては花も緑も少ない庭になってしまいます。
つまり、三種のタイプの植物を上手く組み合わせる事が大事なのです。
とても簡単なルールですね。
しかし、常に植え替えを続けるのは大変です。
アイデアを使って楽チン花壇を作ってみましょう。
一見、地植えに見える背の高い「スカビオサ」ですが、実は、一旦大きめのプラスチック鉢に植えたものを花壇に埋めています。
マルチングしてしまうと、鉢植えであることは全く分からなくなりますね。
花期が終りましたら移動させ、代わりに次の季節の花鉢を埋め替えるというわけです。
酸性土を嫌う種のスカビオサは、区別したほうが育てやすくもなり、更に地面に這いつくばって植え替える重労働からも開放されます。
次にオリーブの根本の風景です。
下の写真をご覧ください。
円の中の花は、地植えに見えますが、この3つは全て鉢植えを置いただけです。
置いてあるだけなので、季節ごとに簡単にメンバーチェンジが出来、足元は常に賑やかです。
1)タマシャジン、2)ツルコザクラ、3)シレネ・ユニフローラ
一鉢メンバーが変わるだけで雰囲気が変わりますね。
花壇の中に、常に自由に植え替えられるフリーダムな鉢を作りましょう。
手の届きにくい花壇の中心部分に置かれた空の鉢には、毎年球根や季節の花を植えます。
出来るだけ華やかな花を選んで植えると、わずかな量でも花壇が賑やかに見えて効果的です。
- 背の高い植物を鉢管理にすると、台風シーズンに移動が可能なので便利。
- 花壇で鉢を効果的に使うことにより、植え替えで他の植物の根を傷つけるリスクも少なくなる。
- 辛い姿勢での作業の負担も減らせる。
ベランダ等の限られたスペースでは、四季を通して花を咲かせる事は楽ではありません。
そこで球根類やビニールポットを使って、お片づけも簡単な寄せ植えを作ってみましょう。
春先から活躍してくれる「アネモネ(球根)」がメインの寄せ植えですが、初夏になると花も葉も枯れ落ちて、休眠に入ってしまいます。
↓
やがて入れ替わるように、冬から春まで休眠していた「チョコレートコスモス(塊根)」が目を覚まし、初夏からは、チョコレートコスモスの寄せ植えとして活躍するのです。
↓
なかなか見事な転身です。
日々の水やり・枯れ葉の整理、定期的に肥料を施す程度のローメンテで、数年は保てるという優れもので、全て植えっぱなしで何も掘り起こすこと無く、勝手に主役が変わる「オートメーション寄せ植え」なのです。
|
|
狭い玄関先&駐車場の庭を日夜開拓する
玄関先ガーデナー haizi と申します
ブログ「ハイジの玄関先ガーデン」では、
ガーデニングはもちろん、旅行や家族とのヘナチョコな日常を綴っております
↓ハイジガーデンも合わせてよろしくお願いいたします
http://ameblo.jp/2525haizi/
寄せ植え等のその後は、ブログにて公開中です!
|
|