アルコールでの二日酔いを徹底予防!お酒を飲んだ後に摂りたい栄養素6選
飲み会のお酒で二日酔い。吐き気や頭痛を催してから飲み薬に頼るより、食べ物やサプリメントで二日酔い対策になる栄養素を摂取しましょう。
シーズンによってはお酒を飲む機会がぐっと増えますね。
今回は、食べ物やサプリメントで、二日酔いを防止・軽減する方法をご紹介します。
ビタミンB群は、エネルギーを作り出すために欠かせないビタミンですが、ストレスが多くかかったり、お酒を飲み過ぎたり、食べ過ぎたりすると、体内のビタミンB群(B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、B6、B12)が多く消費されます。
このため、ビタミンB群を補給すると、アルコールの分解を助け、二日酔いを軽減することができます。
ビタミンB群を多く含む食品を積極的に摂るほか、ビタミンB群のサプリメントも効果的です。
ビタミンB群は、まとめて摂取することで、相乗効果を発揮します。
お酒を飲むと、体内のビタミンCも多く消費されます。
ビタミンCは、アルコールが引き起こす肝臓の酸化ストレスを軽減するのに重要な役割を果たし、またアルコールの分解も助けます。
- ビタミンCのサプリメントを摂取する
- レモン半個を絞って水、白湯、生姜湯、生姜ハーブティーなどと混ぜたものを、お酒を飲んだ晩の就寝前と、次の日の朝一番に飲む
生姜には胃痛や吐き気などの症状を緩和する効果があるので、レモン汁は、生姜湯や生姜ハーブティーと混ぜるのが特にお勧めです。
お酒を飲むと、体内の多くのマグネシウムが体外に排出されてしまい、頭痛や疲労感を招きます。
マグネシウムには二日酔いを軽減する抗炎症作用もあるため、マグネシウムを豊富に含む食品を積極的に摂るか、サプリメントを摂取すると、二日酔い防止効果が期待できます。
カレー粉の材料として昔から使われ、最近スーパーフードとして注目を集めているターメリックには、アルコールの酸残基の排出、吐き気の防止や軽減、肝臓の解毒作用の向上など、多数の効用があります。
- インド料理をはじめとする、ターメリックを多く使った食品を積極的に食べる
- 粉末カプセル、または濃縮液のサプリメントを摂取する
オオアザミ(別名マリアアザミ、ミルクシスル)は、肝機能を補助する薬草として知られており、アルコールの分解を助け、肝臓からアルコールを素早く排出する役割を果たします。
このため、オオアザミのサプリメントを、お酒を飲み始める前や就寝前、翌朝に飲むと、二日酔いの防止や軽減に効果があります。
アルコールは、アルコール脱水素酵素によって、毒性の「アセトアルデヒド」という物質に分解され、二日酔いの原因を生み出します。
にんにくには、「S-アリルシステイン」という成分が多く含まれているのですが、この成分は肝臓の解毒酵素を増やし、アセトアルデヒドを中性化する働きがあり、二日酔いの軽減や防止に効果があります。
- 飲酒時に、にんにくを食べる
- 無臭のニンニクエキスのサプリメントを摂取する
口臭が気になる方は、無臭のサプリメントがお勧めです。
もちろん、お酒はほどほどにすることが二日酔いの第一の予防策ですが、つい羽目を外して飲み過ぎてしまった場合には、上記の食べ物やサプリメントを利用して、翌日にアルコールの影響をできるだけ持ち越さないようにすることをお勧めします。
お酒を飲んだ後には、解毒のために、お水をたくさん飲むこともお忘れなく。
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本業の飜訳をするかたわら、ホリスティック栄養士/エネルギーワーカーとして、スピリチュアル性を重視しながら健康の改善と維持を目指すためのお手伝いをさせていただいています。特に、糖尿病の予防と改善、健康的な体重維持のサポートに力を入れています。2014年からはほぼ不食でも生きられるようになりましたが、ときには食を楽しむことを選択し、2つのブログではヘルシーなグルテンフリーのゆるべじレシピの紹介や、健康情報を発信しています。現在、『グルテンフリーガイド』のキンドル版をアマゾンで発売中です。
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