悪酔い・二日酔いの原因と対策方法!お酒飲み過ぎた時に試したいアルコールの飲み方 (1/2)

執筆者: 村田紘子 職業:カクテル案内人
二日酔い、悪酔いしないために

こんにちは、カクテル案内人の村田紘子です。
今回は、「悪酔いを防ぐために、試してほしい対処法」をご紹介したいと思います。

 

 

悪酔いの原因は?
アルコールを短時間に摂取すると、悪酔いする

私たち日本人を含む黄色人種は、「お酒が1滴も飲めない下戸」と「お酒は多少なりとも飲める人」とに分類されます。(白人、黒人に下戸は1人もいません)

 

「お酒が多少なりとも飲める人」の中にも、「沢山飲める人」と「少ししか飲めない人」といると思いますが、悪酔いの原因は、アルコールを短時間に摂取するということだと思います。

 

アルコールを分解するスピードには、個人差あり

お酒を飲める人は、アルコール分解酵素を持っていますが、アルコールを分解するスピードは、人それぞれ個人差があります。

例えば、一般的に、女性ホルモンの影響で、女性の方が男性よりも分解能力は低めです。

 

◆自分の飲酒量を自覚し、ゆっくり飲むべし

つまり、悪酔いを防ぐ為には、自分がどれくらいアルコールを飲める人なのか、自覚しておくことが大切です。

 

 

アルコールの体内分解を考慮し、ゆっくり飲むのがオススメ

イッキ飲みはせず、アルコールの体内分解が追いつくように、ゆっくり飲むことがお勧めです。

 

◆ちゃんぽんより1種類を飲むべし

よく「ちゃんぽんすると悪酔いする」と言いますね。
個人的な意見ですが、特に「醸造酒」と「蒸留酒」をちゃんぽんすると、悪酔いしやすいように思います。

 

「醸造酒」とは

ビール、日本酒、ワインなど醸造をして作るお酒のことです。

 

「蒸留酒」とは

ウォッカ、ジン、ラム、テキーラ、ウイスキー、ブランデー、焼酎など、蒸留して作るお酒のことです。

ちなみに、カクテルのベースは、殆どが蒸留酒かリキュールです。

 

ちゃんぽんするより、一種類を飲み続ける方が悪酔いしない

ワイン、ウイスキー、カクテルを色々飲むよりは、なるべくワインをずっと飲んでいる、ウイスキーをずっと飲んでいるといった方が悪酔いはしない気がします。

 

自分とお酒との相性を知って、悪酔い防止

また、自分の体との相性があると思います。

私の体は醸造酒タイプ、蒸留酒タイプと、自分の体がどちらのタイプなのか知っておくのも悪酔い防止になります。

 

「そういえば、ワイン(or ウイスキー)を飲んだ日は、いつも気持ち悪くなる」など、自分を観察し、経験を重ねると分かってくることでしょう。

 

◆「アルコール1杯+水を一杯」が一番オススメ
アルコールを分解する「肝臓」の負担を軽減

なんだかんだ言っても、「アルコールと一緒にお水をちゃんと飲む」という方法が、地味ですが一番効果的です。

 

「アルコール1杯飲んだら、水を1杯」、これだけ!

一見簡単に思えますが、周りに気を使って、ついついアルコールと一緒に水を頼むのを忘れたり、だんだん酔っぱらってくると、水を飲むことを忘れてしまったりして、意外にやり遂げるには障害が多いものです。

 

ですが効果は絶大です。

いざという時は是非この方法を実践してみてください。

 

 

 
 コラムニスト情報
村田紘子
性別:女性  |   現在地:東京都  |   職業:カクテル案内人

ミクソロジーの名店、西麻布Bar『amber』にて店長を務めた後、独立しフリーのバーテンダーに。
「カクテルをもっと身近に!」をモットーに、バーに来店しない方にもカクテルやお酒の楽しさを知ってもらいたくカクテル案内人として活動中。
フルーツ&ハーブコーディネーター、ミクソロジストとしても活動。
JADP認定メディカルハーブセラピスト取得。
旬のフレッシュフルーツやハーブを活かしたオリジナルカクテルやコンフィチュールが好評で、飲食店・バーやイベント等へ出張しカクテルを振る舞う他、自身のイベント主催、レッスン講師や執筆活動も行っている。
各種メディアへの出演、企業様へのレシピ監修も行い、2011年には書籍「 女の子のためのかわいいカクテル」を出版。


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