プロが教える中古ノートパソコンの買い方。中古PC購入時に見るべき6つのポイント

中古のノートパソコン(ノートPC)は安いのですが、新品とは違う点が多々あります。中古PC購入時にチェックすべきポイントを解説します。

執筆者: 矢野勇雄 職業:パソコンサポーター
中古のノートパソコンを買う時に見るべきポイント

こんにちは、パソコンサポーターの矢野勇雄です。


パソコンのサポートをしてますと、お客さんから「中古のノートパソコンを買いたいんだけど、どんなものを選べばいいか、コツのようなものがあったら教えて欲しい」と言われることがあります。


そこで今回は、「中古のノートパソコンを買う時に見るべきポイント」をご紹介したいと思います。

 

 

使用目的が「持ち歩き」なら、中古は買ってはいけない!
バッテリーは使えないものと考えて

中古ノートパソコンでは、バッテリーの寿命が切れていると考える必要があります。

ノートパソコンは、本来持ち歩くことが出来るのが大きな特徴ですが、中古のものは、バッテリーでは駆動できないと思った方がいいでしょう。

 

中古PC用のバッテリーはどこにある?

バッテリで駆動できるようにするには、購入後、自力でバッテリーを交換するか、販売店にあらかじめ相談してみる必要がありますが、中古品のバッテリーを新品に交換して販売している販売店は、ほとんどありません。


中古パソコン用の新品のバッテリーは手に入りにくいうえ、結構な金額(少なく見積もっても1万円以上)になりますので、使用目的が持ち歩きにある場合は、新品のノートパソコンを購入することをお勧めします。

 

Windows 7搭載機を選びましょう。

OSは、Windows 7がインストールされているものが、お勧めです。

Windows 7のサポート期限は、2020年まであり安心です。

 

なお、Windows XPは、2014年にサポート期限が切れているので、インターネットにつないで利用することができません。

Windows Vistaも避けましょう。

 

Windows 8もお勧めできません

また、よほど使い慣れているというのでもない限りは、次のような理由から、Windows 8もお勧めしません。

 

  • Windows8のサポートが、2016年1月13日に終了している。
  • ユーザーインターフェイス(UI)が革新的なので、操作方法に戸惑う可能性が高い。
  • Windows8の中古を購入した場合は、Windows8.1へのアップグレードをする必要がある。

 

OS無しのノートパソコンをお勧めしないワケ

他にOSが搭載されていないノートパソコンもあり、値段は安いのですが、OSを自力でインストールするにはそれなりの知識が必要です。

 

別売りのWindows 7を購入してインストールする場合でも数万円程度はしますし、インストール中に問題が生じて上手くいかない場合もあります。

リカバリーディスクが付いたものであれば、より安心!

パソコンは、しばしばよく理解できない理由で動かなくなることがあります。
そのような時でも、リカバリーディスクがあれば、ノートパソコンを工場出荷時の状態に戻すことができます。

 

ハードディスクが壊れたとか、電源が壊れたなど、物理的な故障でなければ、買ってきたばかりの状態に戻すことができます。


というわけですので、中古ノートパソコンを購入した人の知識にもよりますが、できればリカバリーディスクのついた中古ノートパソコンを購入したほうが安心できるでしょう。

 

メモリは、2GB以上搭載されていることが必須。
理想は4GB

できれば、メモリを4GB以上搭載しているノートパソコンを探しましょう。

4GB積まれていると、格段に動作が速くなります。

 

増設の余地があるかもチェック!

2GBの中古ノートパソコンを買う場合には、メモリの増設ができるかどうか確認しておきましょう。
別売りのメモリを購入して、4GBに増やせる可能性があります。

無線LAN機能の有無をしっかり確認しておきましょう。

ノートパソコンを無線LANでインターネット接続しようと考えている方が、最近では普通になっています。

 

ですが、ノートパソコンにも、無線LAN機能を持っていないものがあります。

購入前によく確認しておきましょう。

 

WordやExcelがインストールされているとは限りません。

WordやExcelなどのマイクロソフトオフィスが同梱されているとは限りません。

 

オフィス互換ソフトインストール済みと表示されている場合がありますが、この場合は、無料のOpen OfficeやKingsoft Officeなどが入っています。


一応互換性はありますので、マイクロソフトのオフィスで作成した文書などを開くことはできますが、若干見た目が違って表示される場合があります。

また、マクロなどは利用できません。

 

オフィスの利用頻度が高い方、仕事で利用される方の場合は、 マイクロソフトオフィスのインストールされているパソコンを選ぶか 別途パッケージ版のオフィスを用意するのが無難です。

購入後は、なるべく早く、動作確認を実施しましょう。

動作保証が、短期に設定されている場合があります。

持ち帰ったらなるべく早く、正常に動作するか確認しましょう。

Windows 10へのアップグレードは慎重に…

Windows 7からWindows 10へのアップグレードは2016年の7月29日までは無償でできることになっていますが、上手くいくとは限りません。

またWindows10にアップグレードした後に、元のwindows7に戻す場合でも不具合が起きる場合があります。


したがって、中古ノートパソコンの画面に「Windows 10 アップグレードする準備ができました」と表示されても、急いで実行することはお勧めしません。


できれば、メーカーのサイトでWindows 10へのアップグレードができるか否かの確認を行うことをお勧めします。

おわりに

中古ノートパソコンに限ったことではないのですが、購入する前に、どのような目的に利用するのか、よく考えておきましょう。


中古ノートパソコンといえども、決して安い買い物ではありません。
後から新品を買っておけばよかったという事態になることも考えられますので改めて、熟慮してみることも必要かもしれません。

 
 コラムニスト情報
矢野勇雄
性別:男性  |   職業:パソコンサポーター

福岡市とその近郊でパソコンの出張サポートをやっています。パソコンを使っていて困った際のサポートを行っています。具体的にはパソコンの初期設定、インターネットへの接続、ウイルスなど迷惑ソフトの削除、旧パソコンから新規パソコンへの各種設定・データの引っ越しなどをやっています。

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