「犬の散歩は毎日?」「決まった時間の方がいい?」愛犬の散歩の疑問を解決!
犬の散歩は、同じ時間がいい?時間帯をずらすべき?愛犬のストレスを解消する「お散歩」は、出来れば毎日のルーチンで行いたい生活習慣です。
犬の散歩と言えば、朝と夕方の1日2回。
日々の日課として欠かさない方が多いと思います。
ところが時々、「散歩の時間は決めない方が良いって聞くんですけど、本当ですか?」と質問を受けることがあります。
実際のところ、犬の散歩を行う時間は不規則な方がいいのか、その真相をお教えしたいと思います。
例えば、毎朝8時と夕方5時にお散歩へ行っていたとすると、そのくらいの時間帯になると犬がソワソワし始め、お散歩へ行こうよ、というモードになります。
中には、吠えたり落ち着かなくなる場合もあるので、いつも通りの時間に行けない場合を考えると「規則正しくしない方が良い」という考えです。
散歩へ行けない時もあるのだから、その時のために時間はバラバラにしたり、時には散歩へいかない日を作っておいた方が犬のためである、という説です。
時間になるとソワソワする、いつも行っている散歩へ行けない時にストレスを感じるのは、犬としては当然のことです。
例えば私たち人間に、「災害時には歯を磨けないのだから、定期的に歯を磨かないようにして慣れておきましょう」
と言われたら、どう思うでしょうか。
犬たちにとって、散歩は、毎日の運動とコミュニケーションを兼ねています。
健康に過ごすために、欠かすことが出来ないものなので、毎日行ってあげて欲しいですね。
家に迎え入れたばかりの犬にとって、初めて暮らす人間との生活は未知の世界です。
一日のスケジュールが分からないまま暮らすよりも、「だいたいのリズム」が分かると安心しやすく、暮らしに馴染むのが早くなります。
家族のリズムに慣れるまでは、長距離の移動や長時間の留守番を避け、できるだけ規則正しいリズムを作ってあげると、犬の心身も落ち着いてきます。
分刻みの予定にする必要はないので、だいたい同じような流れで一日を過ごさせてあげると良いでしょう。
日課(ルーティーン)があると心が落ち着くのは、人も犬も同様です。
ずっと同じリズムにする必要はなく、お家の生活に慣れて来ていれば、多少のズレには犬も対応できるようになってくるでしょう。
私たちのようにネットやテレビ、友達とのお出かけなどの楽しみがない犬たちにとって、散歩はとても大切なもの。
オーナーさんも、毎日の楽しみにして欲しいなと思います。
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「イヌと人の笑顔を少しでも増やす!」という目標のために、
Vancouverへ渡航。
現地のドッグトレーナー養成学校で、「おやつや体罰を使わない」
オーナーさんとイヌの絆をつくる というトレーニング方法を学ぶ。
卒業後はドッグウォーカーや、Dog daycare
(犬の預かり施設)に勤務。
帰国後、動物病院での業務を経験。
Dog indexドッグトレーナー 神奈川担当として活動中。
神奈川県内の動物病院にてパピー教室、相談会を担当。
*College of Canine Behavioral Science(Vancouver, Canada)卒業
*動物看護師統一認定機構認定 動物看護師
*愛玩動物飼養管理士
*愛犬飼育管理士
パートナー犬は、2011年生まれのシェルティー。
Kiitos(キートス)♂です。
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