人との距離感の上手な測り方。悲しいリアクションを防ぐ3つのコツ (1/2)
彼氏や彼女、友達との上手な距離感の測り方は?押しつけがましい人にならないためには、感情のキャッチボールが大切です。
人の気持ちは、いつの時代もそう変わるものではありません。
ですが、好みや考え方、価値観は、人の数だけ存在します。
どんなに相手を想っても、押し売りだと受け取られたら「ノーサンキュー」と、お断りされてしまうでしょう。
そうならないための方法をご提案します。
押し売りだとか、押し売りでないなどの問題が発生する原因は、強すぎる自分の気持ちです。
自分以外の人間と接する以上は、どんな間柄であろうと、人間関係が生まれますよね。
熱意を持って相手に向き合う人ほど、押し売り問題も生まれがちです。
それはなぜかというと、「私はこんなにあなたのことを想って言っているのだから、当然あなたも…」と、なるわけですね。
そこにあるのはそう、見返りを求める自分自身の気持ちなのです。
もちろん、どうでもいい相手に対して起こる問題でないだけに、逆に厄介ですよね。
大切な相手が、押しつけられたと感じてしまえば「ノーサンキュー」と、悲しいリアクションになってしまいがち。
それを防ぐ1つめのコツは、キャッチボールの姿勢を崩さないことかもしれません。
キャッチボールだとは、ひと言で片付けられない状況もあるはず。
こちらはやわらかくアプローチしたつもりでも、相手の性格や考え、またそれぞれの抱える事情やタイミングなどによっても、受け取り方は違ってくるからです。
相手が投げ返してこないうちに次々と投げつけては、キャッチャーはグローブを捨てて逃げ出してしまうでしょう。
「こんなボールを投げてみたけど、どう思う?」という、待ちの姿勢はマストです。
決してかけ引きなどではなく、自分のまっすぐな想いを伝えた後に「負担になるなら、無理しなくてもいいよ」と、逃げ場を作ってあげること。
そしてどんなボールにせよ、基本的には相手が投げ返してくるまで、可能な限り待ってみる姿勢が、2つめのコツです。
それは相手を尊重する気持ちを示す、最大の意思表示にもなりますからね。
大切な人に対する距離感の測り方は、ある意味一番難しいともいえます。
好みや感性が似ていて、価値観が同じ方向を向いている相手ばかりではないからです。
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公私ともに海外経験が豊富。旅とゴルフをこよなく愛す「とりあえず離陸型」で、向こう見ずなところも。好奇心旺盛で情に厚く、人を楽しませるのが大好きな性格です。座右の銘は「遊心忘るべからず」。よろしくお願いします。
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