次に、CPUクーラーの清掃をします。

まず、マザーボードからクーラーを外します。
今回の事例は、インテル製のCPUクーラーの場合です。

クーラーの取り付け時に押し込んだ、4ヵ所のピンに記載されている矢印方向にピンを回し、ピンを上に持ち上げれば、固定ロックが外れます。
この後、軽く持ち上げればクーラをはずせます。

後は、ファンとヒートシンクを分けてエアダスターで、埃を飛ばします。
終わったら、ファンの羽根や、ヒートシンクのフィンをウエットティシュで一つずつ丁寧に拭きます。
もし、CPUファンの取り外しが難しい場合は、エアーダスターで埃を吹き飛ばすだけでもやっておきましょう。

ハードディスクや、光学ドライブなども、汚れているようであれば取り出してウエットティシュでふきあげましょう。

狭い部分は、綿棒やウエットティッシュを割りばしに巻き付けて拭きましょう。

その際くれぐれも力を入れすぎてファンやコネクターを壊さないように気を付けましょう。

清掃後、パソコンが起動しなくなるケースがあります。

その場合は、次の3点をチェックしましょう。

なお、古いパソコンの場合は、清掃の時の少しの衝撃で故障することも考えられます。

掃除は、慎重に行いましょう。

パソコンは精密機器でデリケートなところもありますので、掃除・クリーニングは慎重に行うようにしましょう。

部品の取り外しなどは、無理しすぎるのは禁物です。

できるところから始めてみてください。

パソコンが吸い込んだゴミやホコリは、故障の原因になりますので、急なトラブルを避けるためにも、定期的に掃除することをお勧めします。