依頼メール「〇〇してください」は超失礼!相手に嫌われる言い方4フレーズ
正しく美しい「敬語」の使い方、知っていますか?特に職場や会社で役に立つ、きちんとした言い回しをご紹介。 間違った敬語を使うと失礼になります。
こんにちは。マナー講師のやまだ理沙です。
言葉遣いは、品格に表れます。
特に難しくて間違えやすいのが、敬語の使い方です。
丁寧に話そうと意識しすぎて、過剰敬語や二重敬語になっていることもあります。
敬語にするために何にでも「お」や「ご」をつけるのは、良くありません。
過剰にならないように気をつけましょう。
間違った敬語を使うと、失礼にあたることもあります。
大人の社会人としてきちんとした敬語の使い方、間違えやすいものをご紹介していきます。
ビジネスシーンで相手に何かお願いをするとき、許可を求めるような疑問形でお願いするとスムーズにいきます。
例えば、次の2つの言い回しを比較してみてください。
× 「この書類を明日までに仕上げてください」
◎ 「この書類を明日までにお願いしてもいいですか?」
× 「この日は休ませてください」
◎ 「この日は休みをとらせていただいてもよろしいでしょうか?」
また、はじめに「もしよろしければ」や、「お差支えなければ」などのクッション言葉をつけてからお願いすると、やさしい印象になり、頼みやすくなります。
丁寧にお願いされたら、頼まれた側も不快な思いはしないでしょう。
相手のことを待たせてしまったとき、「すいません」や「すいませーん」といった言い方はいけません。
正しくは「すみません」です。
また、語尾を伸ばすのもやめましょう。
「お待たせいたしました」や「お待たせして申し訳ございません」と言い、待たせて申し訳ないという気持ちをきちんと込めて言うようにしましょう。
その方が好印象ですね。
× 「すいません」「すいませーん」
△ 「すみません!」
◎ 「お待たせいたしました」「お待たせして申し訳ございません」
電話で話している時、相手の声が聞こえにくい時がありますね。
そのとき「少し声が聞こえにくいのですが…」と言うのは、相手に失礼です。
「少し電話の声が遠いようなのですが…」と言った方が、相手のことを気遣っているように聞こえますよね。
先方の気分を害さないように伝えるようにしましょう。
× 「声が聞こえません」
△ 「少し声が聞こえにくいのですが…」
◎ 「少し電話の声が遠いようなのですが…」
仕事が終わり、周りの人にかけるねぎらいの言葉、挨拶ですね。
正しくは「お疲れさまでございました」です。
「ご苦労さまです」というのは、目上の人が目下の人に言う言葉ですので気をつけましょう。
自分よりも目上の人に言うねぎらいの言葉は、「お疲れさまでございました」が正解です。
× 「ご苦労さまです」
△ 「お疲れさまでした」
◎ 「お疲れさまでございました」
大人の社会人として、きちんとした敬語の使い方をマスターしたいですね。
日常の会話で、正しい敬語を使えるようにしていきましょう。
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