育ちが悪いと思われる「お箸」のNGマナー。汚い使い方、してない?
意外と見られている食事のマナー。行儀の悪いお箸の使い方やNGな食べ方といった、育ちの良さと悪さの違いが出てしまうポイントを紹介。
こんにちは。マナー講師のやまだ理沙です。
「第一印象」はとても重要ですね。
ですから、なんとか取り繕おうと頑張ることもあるかもしれませんが、一緒に食事をするだけで、育ちの「良さ」「悪さ」はすぐに分かってしまうものです。
今回は、育ちの良さと悪さの違いが出てしまうポイントをご紹介します。
育ちが良い人は、お箸の持ち方がキレイです。
きちんとお箸を持ち、美しく食事をします。
また、食べ方もキレイです。
お皿に取るときもこぼしたりせず、背筋を伸ばして肘をつくこともなく、まっすぐ座って食事をします。
美しく食事ができる人、綺麗にお箸を使う人は「育ちの良さ」を感じることができます。
「育ちの悪さ」を感じさせる行為いろいろ
反対に、お箸の持ち方が汚い人がいますよね。
指が違っていたり、親指が突き出ていたり…。
これは見ている方も見苦しいものです。
また、お箸の持ち方が悪い人は、正しくお箸を使っていないので食べ物をよくこぼします。
それに、気がつかない間に肘をついている人もいます。
猫背で食事をする、脚を開いたまま、脚を組む、イスをきちんと引かない。
こういった行為も「育ちの悪さ」を感じさせるので要注意です。
自分ではきちんとしているつもりでも、知らない間にこんなお箸の使い方をしている人、いないでしょうか。
最低限のマナーは身につけておきましょう。
さといもや煮物など、ぬるぬるしてお箸でつまみにくいものをお箸で刺していませんか。
これはタブーです。
遠くにある器をお箸で自分の方へ引き寄せる行為。
これは、最も行儀が悪いことです。
絶対にしてはいけません。
どれを食べようか食べ物の上でお箸を持ったまま迷うこと。
これは周りの人に悪い印象を与えます。
器に盛られている料理の中からキライなものをはじいたり、好きなものだけを食べること。
好き嫌いがあることが露骨に分かり、幼稚ですね。
また、料理を作ってくださった人にも失礼です。
お箸の先についてしまった料理をなめるようにはぎ取って食べること。
行儀が悪い行為ですので、やってはいけません。
せっかく綺麗な格好をして素敵な場所で食事をしていても、お箸の使い方や食べ方が悪かったら台無しです。
大人の社会人として恥ずかしくないように、お箸の使い方の基本的なマナーを身につけ、「育ちが良いな」と感じさせるしぐさで食事を楽しみましょう。
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