ストレス、不安が大敵!「子宮筋腫」の原因・症状・セルフケア方法 (1/2)

女性に多い病気「子宮筋腫」。妊娠出産への不安、イライラ、ストレスでうつになることも。自分で出来る対処法を紹介。

執筆者: 桜井 涼 職業:メンタルケア心理士、コラムニスト
子宮筋腫になったときに大切にしてほしい「心のケア」

こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。

「子宮筋腫」と聞けば、どんな女性でも「不妊になってしまう」などの怖いイメージを持つことでしょう。

ですが、子宮筋腫が発覚したことで一番怖いのは、病気に負けてしまう心を持つことなのです。

 

 

子宮筋腫とは
子宮の筋肉にできた良性の腫瘍。コブのような腫れ物

「女性の3人中1人が持っている」と言われている子宮筋腫は、子宮の筋肉に良性の腫瘍ができてしまう病気です。

コブのような腫れ物ができている状態です。

 

30歳以上の女性に発症しやすい

20代で発症する女性もいますが、30歳以上の女性に発症しやすいと言われています。

 

原因はいまだ不明

原因は、不明な点が多いので仮説が立てられている状況です。


子宮の筋肉の細胞が、いろいろな刺激を受けることで、思春期以降に増えてくる性ステロイドホルモンに反応して、子宮筋腫に成長していくという説が有力なようです。

(初経前や閉経後には筋腫がみられないため)

怖いのは「不安になる」こと

最も怖いのは、不安になってしまうことで、引きこもってしまったり、抑うつ状態になってしまったりすることがあります。
心が病気に負けてしまっている状態です。


子宮筋腫のことを聞いて、怖くならない女性はいないと思います。

不妊の可能性が出てくることだけでなく、良性とはいえ腫瘍があるのですから、気落ちすることもあります。

 

ですが、不安な状態を引きずって今よりも悪い状態にしてしまうことの方が、心身的に良くありません。
不安を増大させないようにするためにも、自分で出来る対処法を行うことも大切です。

 

自分で出来る対処法

病院に受診することで、個々に合った治療をしていくことになります。

それだけでなく、自宅でも気をつけられることがあります。

 

  • 生活習慣の改善
  • ストレスを溜めないようにする
  • 自分で自分を不安におとしめない
  • 人と話をする

 

生活習慣の改善は、できることから少しづつ

生活習慣の改善は、衣食住を規則正しくすることですが、完璧にしなくてはいけないというわけではありません。

大切なのは、ストレスを溜めないように、体を労ることのできる生活をするということです。

 

タバコをやめる・外食から自炊に切り替える・早寝早起きをするなど、今の生活の流れを少しずつ良くすることができるようにしていきましょう。

 

無理をする必要はありません。

できることから少しずつ行うのがポイントです。

 

 

ストレスを溜めないように。自分で自分を不安に陥れない

ストレスは怖いもので、なるべく発散させたり解消させたりしないと、心がどんどん弱ってきます。

心が弱ってしまうと、体に異変を起こします。

 

いくら良性の腫瘍とはいえ、子宮筋腫というだけで、気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。

ですが、その気持ちを持ち続けている状態だと、他の症状(頭痛・抑うつ・食欲不振など)が出てきてしまいます。


自分がリラックスできる方法を試しましょう。

自分を休めることのできる空間に行くことや、病気を忘れることができるようなことも効果があります。

 

 

 
 コラムニスト情報
桜井 涼
性別:女性  |   職業:メンタルケア心理士、コラムニスト

元学習塾講師。妊娠出産のハプニングを乗り越え、現在は2児の母。
その頃より子どもの心の動きや医療に関係することに興味を持つ。

2009年より文筆家として活動。
子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイス、子どもの病気関係を取材しコラムを執筆中。
心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、2016年「メンタルケア心理士」資格を取得。

ブログ『フリーライター桜井涼のたなごころ』
http://ameblo.jp/miehime0617/