USBメモリの利用でよくあるトラブル&対処法5つ (2/2)
USBメモリーのトラブル対処法。USBメモリーが認識しない、洗濯して濡らしてしまった、中身のデータが読み出せない、文字化けしているなど、現象は様々。原因の切り分け、データの復元の方法を解説します。
Windowsはデータの保存の際、遅延書き込みというものを行っていて、書き込みの命令が出ても実際の動作は遅れて行われます。
パソコンは、他に急ぎの仕事がないときにデータの保存を行います。
《ハードウェアの安全な取り外し》は、書き込みが終了していないデータが存在しないことを確認し、またファイルを閉じる動作が終了していることも確認しています。
この作業が終わらないうちにUSBメモリーを取り外せば、ファイルシステムは壊れます。
USBメモリを復元するには?
ファイル名の文字化けは、ファイルシステムが壊れたために起きます。
ファイルシステムが壊れたUSBメモリを復元するには、「ファイナルデータ」といった市販の復旧ソフトやフリーのソフトを利用して、比較的簡単に復元する事が可能です。
ファイナルデータでは、無料の体験版を使って、実際にデータ復元可能か確認スキャンを行う事ができます。
ファイナルデータを購入しようと思うなら、購入の前に実際に使えるかどうか確認してみるといいと思います。
おわりに
USBメモリは、手軽にデータを保存できる便利な記憶装置ですが、何かの拍子で中身のデータが読み出せなくなってしまうことがあります。
つまり、パソコンデータのバックアップには向いていない機器だということです。
あくまでも一時的なデータ保存に利用する機器と考えておきましょう。
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コラムニスト情報
性別:男性 |
職業:パソコンサポーター
福岡市とその近郊でパソコンの出張サポートをやっています。パソコンを使っていて困った際のサポートを行っています。具体的にはパソコンの初期設定、インターネットへの接続、ウイルスなど迷惑ソフトの削除、旧パソコンから新規パソコンへの各種設定・データの引っ越しなどをやっています。
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