レッドブルの致死量は?飲み過ぎると死亡する?カフェイン中毒に要注意
エナジードリンクの中でも特に人気を誇る「レッドブル(RedBull)」。レッドブルを飲みすぎるとどんな症状が出るのか?致死量を超える量のレッドブルを飲んで死亡した例もあるんです。レッドブルの飲み過ぎによる副作用、海外や日本での死亡例、1日に飲んでもいい本数について解説します。
「翼をさずける」でおなじみのレッドブル・エナジードリンク。
若者を中心に、美味しくて元気が出るドリンクとして大人気です。
ですが、その飲み方には注意が必要。
間違えた飲み方を繰り返すと、死につながることも・・。
レッドブルを飲みすぎるとどうなるのか?
1日の上限は何本までか?
飲み方の注意点をまとめました。
250mlのレッドブル・エナジードリンクには、80mgのカフェインが含まれています。
このカフェイン量は、同量のコーヒーと同じ量に値します。
眠気覚ましの効果があるエナジードリンクには、通常のドリンクより多量にカフェインが含まれています。
アルギニンとは、体内で十分に生成できるアミノ酸のこと。
日常の食事にも含まれている成分です。
血流を促したり疲労回復などに効果があるほか、精力剤としても使われています。
エネルギーを生み出すために必要なビタミンB群。
炭水化物、脂質、たんぱく質の分解を助け、エネルギーをつくりだします。
他の清涼飲料に含まれている砂糖類(砂糖、ぶどう糖)と同様の糖分が含まれています。
脳の活性化、頭を使うときに効果を発揮します。
レッドブルに使用される水は、オーストリアとスイスの間にある生産拠点の近くの湧水を使用。
新鮮で最高品質のアルプス水を使用することで、プレミアム品質を保っています。
アルギニンは、もともと人間のからだの中で生成しているアミノ酸です。
過剰に摂取しない限り、人体への影響や副作用はほとんどありません。
ただし過剰に摂取してしまうと、胃腸に影響がでることも。
肝臓や腎臓の機能が低下している人が摂取しすぎると、命に関わることもあるようです。
1日2~4g程度が平均です。
治療目的でアルギニンを摂取する場合、15~20gが上限であると言われています。
兼ねてから、からだに良いのか悪いのか物議を醸しているカフェイン。
エナジードリンクの飲みすぎによる危険要因は、カフェインの過剰摂取にあります。
摂取量の上限を超えるカフェイン量を摂取し続けると、カフェイン中毒を起こす危険性が。
動悸、呼吸困難、睡眠障害、精神の乱れ、不安感、焦燥感などの症状が現れます。
もちろん、カフェインが含まれているドリンクはさまざま。
市販の清涼飲料やお茶にも含まれています。
そのなかでも「コーヒー」「エナジードリンク」は、カフェイン含有量が多いので注意が必要。
成人の場合は、100mgから300mgまでがよいと言われています。
珈琲や紅茶であれば、1日3杯まで。
欧州食品安全機関(EFSA)によると、大体1日に400mg程度までに抑える必要があるとのこと。
カフェインを摂取する場合は、1日何度かに分けて時間を置いて飲むこと。
一度に大量摂取するのはNGです。
エナジードリンクの過剰摂取により、カフェイン中毒で死亡した例も話題に。
アメリカ人の30代男性が、1缶710ccのレッドブルを18時間以内に24本飲んだ後に異変が。
激しいめまいや胸の苦しみを訴え病院へ救急搬送。
1時間後に亡くなったとのこと。
ガソリンスタンドので深夜勤務をしていた20代男性。
眠気覚ましのために、エナジードリンクとカフェイン剤を服用。
亡くなる一週間ほど前から、吐き気などの体調不良を訴えていたそうです。
亡くなったとき、カフェインの血中濃度は致死量に達していたとのこと。
つまり、レッドブルが危険というより、カフェインの過剰摂取が危険なのです。
日本で販売されているレッドブル250mlに含まれているカフェイン量は80mg。
レッドブル250ml(カフェイン80mg)×3本=カフェイン240mg
1日3本以上飲むと危険です。
美味しいからといって、時間をあけることなく続けて飲むのはかなり危険です。
最近は、お酒をレッドブルで割って飲むのも流行っています。
酔っぱらって飲みすぎると、カフェイン中毒を引き起こすので注意が必要です。
「美味しくて元気がでる」と若者を中心に人気のエナジードリンク。
ですが、間違った飲み方をしてしまうと命に関わる事態にも。
適量を守るよう心がけましょう。
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