[授業参観・学校公開のマナー] 写真や撮影撮影、おしゃべり、派手な服装…非常識な親になってない?
小学校などで行われる授業参観(学校公開)での保護者のマナーと、親子のコミュニケーションのコツを紹介。服装やビデオ撮影・おしゃべりなど、やりがちなNG行為をチェック!また、同時に開催されることの多い懇親会は参加するのがお勧め。その理由も解説します。
こんにちは。マナープロトコール講師の矢野誉美です。
子供たちの授業参観。
普段の学校での様子を見ることが出来るのは、とても楽しみなことですね。
今回は、参観日にふさわしい父兄(保護者)のマナーについてご紹介したいと思います。
「授業参観」とは、文字通り子供たちの普段の学校での様子を見るための学校行事。
運動会や学芸会のように、長い間練習を重ねて何かを披露する場とは少し様子が違います。
参観をする立場の父兄(保護者)は、授業の様子を静かに見守るのが原則です。
学校によって事前にお知らせがあるかと思いますが、教室内を立ち歩きながらスマートフォンやビデオで自分の子供の様子を写真や動画に収めたりするのは好ましくありません。
「おしゃべりに夢中になる」と授業の妨げに…
また、参観者のおしゃべりの声が授業の妨げになるのはもってのほか。
子供たちを見守る私たちも、反対に子供たちに見られているという意識を持つように心がけましょう。
小さな弟や妹を同行して参観する際にも、気を付けてもらいたいことがあります。
まだ幼い子はじっとして授業を見ることはなかなか難しいもの。
だからと言って、音の出るゲームやおもちゃ、またお菓子などを与えることは止めましょう。
学習をしている子供たちの集中力を欠くことになります。
学校とは、大人が子供へ道徳を伝える大切な場所です。
普段着で行っても問題ありませんが、肌の露出の多い服装や、ミニスカートなどは避けた方が無難です。
多くの父兄(保護者)が集まる場でもあります。
おしゃれ優先ではなく、TPOをわきまえ、学校へ行くのにふさわしい服装で出かけるようにしましょう。
授業参観の日は、保護者の懇親会を兼ねている学校も多いようです。
昨今は仕事などで忙しく、なかなか学校行事に参加することが出来ないご家庭もあるでしょうが、出来る限り、学校と関わりを持ち、コミュニケーションをとっておくことが後々役に立ちます。
懇親会は、担任の先生や他の保護者との交流を図る大切な時間です。
普段は知ることの出来ない学校での子供たちの様子を聞くことによって、これからの子供との関わり方や、問題点も見つけることが出来るはずです。
また、親同士が普段からコミュニケーションをよく取っておくことによって、子供たちが巻き込まれるトラブルを事前に回避することもできます。
SNSが発達した今だからこそ、実際に顔を合わせて普段の様子をお互いが知ることがより大切です。
廊下や教室に掲示してある、書道・絵画・工作などの子供たちの作品もよく見てみましょう。
そこには、まるで家庭とは違う一面を持った我が子がいるはずです。
クラスでどのような係をしているのか?
どんなクラブ活動をしているのか?
家に帰ってから、見つけた「良いところ」を話題に
家庭では見ることが出来ない時間だからこそ、丁寧に学校での様子を思い浮かべ、子供との共通の話題にし、頑張りを「認めて」あげてください。
授業参観の主役は子供たち。
みなさんも子供の頃を思い出してみてください。
ソワソワしたり、緊張したりしたのを思い出すのではないでしょうか。
純粋な子供たちは、何事にも一生懸命です。
自分の子供だけでなくクラス全体を温かい目で見守ってあげてください。
家庭とは違う学校での生活の様子を「認めて」もらうことが、子供たちの喜びと、健全な成長につながるはずです。
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外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
マナーとは敷居の高いものではなく、産まれてから今日に至るまで日々、家庭の中で育まれてきたものです。
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