リラックスヨガのひとつとして、自然の中で行うアウトドアヨガの種類と魅力を紹介します。公園や砂浜、森の中などでヨガを行うことで、ストレス解消効果が期待できます。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
緑が濃くなり、アウトドアレジャーをしやすい季節になりました。
ハイキング、キャンプ、水遊びと、自然を満喫できますね。
自然の中でヨガをすると、五感を使って、より心身のリフレッシュを実感することができます。
今回は、アウトドアヨガの種類と特徴をご紹介します。
ヨガは、体ひとつあれば、場所や時間を問わず行うことができます。
原っぱはもちろん、砂浜、河原、ボート(ボード)の上、森の中など、室内よりも変化に富んだ、デコボコした地面や不安定な土台すら、楽しみのひとつになります。
室内は、平らな床と均質な壁、落ち着く照明とBGM、快適な空調が整っているので、心身の内側に集中しやすい環境です。
五感が開き、ストレス緩和やリラックス効果が得られる
一方、外の環境は、デコボコな地面、草や砂の感触、暑さ寒さの温度や湿度、肌に当たる風や光の強さや方向、自然の香りや動植物の音(声)など様々。
これらはコントロールできませんが、室内に比べ、五感が開きます(使えるようになります)。
五感を使うことで脳が活性化されて、疲れが緩和され、ストレスを和らげ、リフレッシュになります。
当然ですが鏡もなく、周りの環境を感じながら行うため、人と比べたり、自分を責めることもなく、開放的な気分でヨガを楽しめます。
主なアウトドアヨガを、例として挙げてみましょう。
近年は、都心の芝生広場でもよくイベントが開催されるようになりました。
比較的整備された環境で、快適です。
ゴロゴロ、デコボコとした石や、さらに大きく平らな部分のある岩盤の上でのヨガ。
太陽の熱を吸収して温度が上がるので、真夏の日中は熱くて直接足を置けません。
ヨガマットがあるとベターです。
朝晩や木陰のある所は快適です。
デコボコでバランスを取るのも、自然の中ならではですね。
雄大な海を眺めていると、呼吸が深まり、ストレスや疲れが流れていきます。
砂が変形するので、立って行うポーズのバランスが難しいのも楽しみのひとつ。
マイナスイオンたっぷり、木々の香りで癒されます。
ひんやりとした土の感触、木もれ日、鳥や木の葉の音を楽しみながら、どっしりとした落ち着きを感じることができるでしょう。
木に布をつるした「エアリアルヨガ」も楽しめます。
海や湖など、水面にボードを浮かべて行うヨガ。
波や風があると、より足元が不安定になります。
ちょっとした重心の変化で、ボートが傾いたり回転したりするので、自然とバランスのいい姿勢の取り方が身につきます。
水面が近く、景色が新鮮で、時には水に落っこちるのも楽しみのひとつ。
●関連コラム
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近年は旅行先のツアーオプションで、ビーチヨガなどが開催されることもあり、少しずつ身近になっています。
ヨガが初めての方でも気軽に入れるので、機会があればどうぞお試しください。
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