ミャンマーへはどの通貨を持っていく?ドル?チャット? ミャンマーの両替事情
現在ミャンマーは急速な民主化が進み、観光産業にも力を入れています。世界遺産はありませんが、世界三大仏教遺跡の1つであるバガンの寺院群は一見の価値があります。
過去には強制両替と言って入国時に300ドルをミャンマードルに換えなければ決まりがありましたが現在は廃止されました。
では、現在はミャンマーを旅行するときにはお金はどうすればいいのでしょう?
ミャンマーでは米ドルも使用できますが、小さな商店や屋台などではミャンマーの通貨であるチャットのみの場合もあります。当然日本円は使用できません・・・
米ドルとチャットがあれば旅行は滞りなくできますが、チャットの両替はミャンマーでのみできます。
換金場所は以下の5箇所があります。
- 空港 2箇所
- 銀行
- ホテル
- マーケットの闇両替
- 路上での闇両替
空港の両替所、銀行ではユーロ、シンガポールドル、米ドルが換金できます。
ホテルはホテルの規模にもよりますが、米ドルは換金できます。
問題は日本円の換金です。
日本円が換金できるのは闇両替のみです。
ヤンゴン市内を歩いていると闇両替の人に声をかけられることがあります。
彼らの言うレートはかなり良いのですが、あの手この手でだまされる確率が高く、結果的にレートはかなり悪くなるようなのでご利用は控えたほうが無難でしょう。
ヤンゴン市内のボーヂョーアウンサン・マーケットにも闇両替があります。
絶対大丈夫とは言い切れませんが、路上での闇両替よりは安全なようです。
日本で米ドルに換金して持っていくのが一番確実ですが、万が一日本円を換金しなくてはいけない状況になった場合はヤンゴン市内のマーケットがお勧めです。
筆者が旅行した2013年2月の時点では1ドル約95円、1ドル約800チャット、100円約900チャットでした。
当時の為替レートで考えると日本円をドルに換金し、ドルをチャットに換金するより、日本円をチャットに換金するほうが得でした。これはそのときの為替レートによって変わりますので、出発前に調べておくと良いですね。
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